第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2017年10月29日日曜日

偽装(企業の不正) 2

偽装(企業の不正)の投稿で、「日産に続いて、神戸製鋼も!」と他業界に不正の根を負ったが、同じ自動車業界で ”スバルでも不正発覚 日本ブランドを揺るがす”(毎日新聞)と報道された。「スバル 不正」で検索し、次の結果を得た。
その主なものを拾ってみると、次のように悍ましい結果だ!
現場には、既に批判精神はなくなっている。
  1. スバルも無資格検査 日産不正受け社内調査 群馬製作所:朝日 ... 
    2017/10/27 · スバルが国内の工場で、自社が認定していない従業員に、出荷前の完成車の検査をさせていたことがわかった。日産自動車が無資格者に車の検査をさせていた問題を受けて実施した社内調査で判明。不正が相次いで発覚し…
  2. スバル、不正の認識なく 社内運用で法令を逸脱 :日本経済新聞
    2017/10/27 · SUBARU(スバル)は27日、資格を持たない従業員が完成車を検査していたと発表した。30年以上続けてきた検査の運用方法が、資格を持つ者に限っている法令から外れていた。なおざりな検査を常態化させてい
  3. スバル、不正意識なし…社長「悪意なかった」 : 経済 : 読売 ...
    2017/10/28 · SUBARU(スバル)の国内工場で、無資格検査が30年以上も続いてきたのは、法令を守る意識の低さが背景にある。 有資格者の印鑑を押し、適正な検査を装っていたが、現場には不正との意識もなかった。無資格検査 ...
  4. スバルも検査不正、届かなかったトヨタの教え :日本経済新聞
    2017/10/27 · 日産自動車に続いてSUBARU(スバル)でも、工場での無資格検査が常態化していたことが発覚した。販売最前線で快走するスバルの落とし穴はどこにあったのか。不正をただす機会はなかったのか。詳細は調査中だ
  5. 三菱自動車の燃費不正にスズキ、トヨタ、ホンダ、マツダ ...
    三菱自動車が燃費を改ざんしていた問題で、提携して自動車を販売していた日産にも影響が及んでいますが ... 三菱自動車の燃費改ざん不正に続き、スズキも国土交通省が定めた規定と違った計測をし …
  6. スバル、不正意識なし…社長「悪意なかった」 - News JS
    検査員規定 認識甘く スバルも無資格検査 25万台リコールへ スバルも無資格検査 自動車検査不正相次ぎ制度の見直し検討 国交省 自動車検査不正相次ぎ制度の見直し検討 国交省
  7. スバル富士重 吉永社長「不正な事例はない」→e燃費で調べて ...
    先日18日、国土交通省は、国内で型式認証を取得している自動車メーカーに対して18日までに求めた実態調査の報告結果について、公表しました。 それに先駆け富士 ...
  8. スバル 不正と思わず無資格検査30年以上|日テレNEWS24
    2017/10/27 · スバルは27日に会見を開き、30年以上にわたって無資格検査が行われていたことを明らかにした。ルールの一部が明文化されておらず、無資格でも、検査内容を習熟した検査員が行っていたので、現場では不正だとは思わずに ...
  9. 世界の自動車メーカー城下町に明暗 スバルの太田 ...- NewSphere
    2015/10/06 · 独フォルクスワーゲン社(VW)の排ガス不正問題は、幹部自らが「会社の存続を脅かす危機」だと発言(ロイター)するなど、自動車大国ドイツを揺るがす大問題に発展しつつある。そうした中、米ウォール・ストリート ...
  10. スバル 日産発覚後も不正検査 | 2017/10/27(金) 11:15 - Yahoo ...
    2017/10/27 · スバルの群馬製作所で出荷前の車の検査を資格のない従業員にさせていたことが判明。さらに日産の問題が発覚した後も無資格検査を続けていたことが新たに明らかになった。

2017年10月24日火曜日

神戸製鋼の改ざん問題(2)

日経テクノロジーオンライン通信 号外 【2017年10月24日号】に次の記事を見つけた。■激震、神鋼・日産の不正問題
 神戸製鋼所の品質データ偽装と日産自動車の検査不正が発覚し、日本の製造業が培ってきた品質の信頼に揺らぎが生じている。偽装や不正の問題を解決に導くには、何が必要なのか。
◎現場はこうしてデータを偽装する
 神戸製鋼と日産の不正から考える(前編)
http://techon.jp/atcl/feature/15/122200045/102300193/?n_cid=nbptec_tecml

◎神戸製鋼、終わらない品質データ偽装連鎖、調査を継続組織ぐるみの関与や意図的な隠蔽も発覚
http://techon.jp/atcl/mag/15/400382/101900056/?n_cid=nbptec_tecml

◎神鋼のデータ偽装問題、今度は従業員が検査データを隠ぺい
http://techon.jp/atcl/feature/15/122200045/102000191/?n_cid=nbptec_tecml

◎JIS認証機関が神鋼子会社を審査、点検で新たな偽装も発覚神戸製鋼が会見、子会社のコベルコマテリアル銅管秦野工場
http://techon.jp/atcl/feature/15/122200045/102000189/?n_cid=nbptec_tecml

▽揺れる、製造業の品質 ―品質・改ざん問題を考える―
http://techon.jp/quality/?n_cid=nbptec_tecml

「法の前に道理あり」というが、「法の前に道理が立ち行かなくなっている」現実をどうとらえるか? 道理を超えた法の横暴。「現場が立ち行かなくなっているとも」???
平安時代の「山階道理」、今は、「グローバル道理」の横暴に?

2017年10月22日日曜日

不作為の罪と棄権/フェイクと炎上

「誹謗中傷」とは、ウィキペディアのページを参照したが、頁頭が次のように飾られて、

互いに他人の意見を誹謗・中傷するのか、科学的思考ではないことを示し、面白い。

2017年10月21日土曜日

非言語コミュニケーションの弱さ

『管理職にコミュ障が多い理由とは?1万人の脳を治療してきた医師が解説』という記事をダイヤモンドオンラインで見つけた。
それは、
  • 非言語コミュニケーションの弱さにある
という。
  • 話す内容は頭の中にあるのに「タイミングがわからない」からです。
要するに、「右脳が鍛えられてない」のだ。
  • 重度のコミュニケーション障害のある人というのは、小説を読むことができません。
その解決法は、
  • タイミングをつかむために、本を読んで疑似体験を増やす
具体的には、
  • 登場人物の表情を想像しながら読むようにします。
そして、次のように結ぶ、
  • ある特定の人物の人となりや人生を深く知ることで、自分の中にある人と関わる感情の部分を鍛えていくのです。
体感的、論理的、感性的な気づきのうち、体感的、感性的な気づきが不足し、体性感覚が鍛えられてないのだ。

2017年10月19日木曜日

不作為の罪

ドイツ・倒れた人・無視して罰金刑
<世界のメディアザッピング>ドイツ・倒れた人・無視して罰金刑
ドイツの銀行の出張所で83歳の男性が意識を失って倒れた。
後から来た客たちが助けず男性は死亡した。
この事件を受け、監視カメラに映っていた男女3人をすべきことをしなかった不作為の罪に問う裁判が開かれた。
被告は“ホームレスが入り込んで寝ていたと思った”と証言。
しかし、裁判所は3人に対し罰金刑を言い渡した。
ドイツの公共放送ZDFは、他人に無関心になった世の中を象徴するような事件と伝えている。
被告側の弁護士のコメント。
不作為は作為のリスク軽減や回避にならない
ドイツで倒れた人を無視して罰金刑が課せられた。・・・という。
すべきことをしなかった不作為の罪が成立することになった。
他人に無関心になった世の中を象徴するような事件として取り上げている。
グローバライゼーション(グローバルスタンダード)が創り出した「不作為の罪」???
高速道路の逆走も、認知症者の徘徊問題、超高齢社会成熟社会の問題も、保護責任が問われている。
プライバシーの保護、情報保護法が産まれ、保護責任が問われる。
選択の自由よりも遵法の義務、保護責任が問われるようになった。
すべきことをしなかった不作為の罪について、自覚が求められている。
グローバルスタンダードは、我々(ローカルスタンダード)を質しています。
ジャスト(公正)、ジャスティス(正義)、ジャスティファイ(正当化)、アジャスト(調整)。
インクルージョン(参画)、 コンサべーションコンプライアンス(遵法)が情報セキュリティの分野でも管理責任が次第に広く問われるようになっている。便利だけで好きなもの、利用可能なものを選ぶことはできない。応分の負担(金銭だけでなく)が義務が必要になってきた。改めて義務が問われている。環境が変わり、行動変容が求められる時、当然常識の調整も義務となっている。しなければならない。その焦点をどこに合わせるか、アジャストの問題が起きている。
保護責任者が必要になってくる。責任を個人に分担させる仕組みをどう作るかが情報社会の趨勢である。逆走、認知症者の徘徊問題等、成熟社会、超高齢社会が抱える問題は増加している。リスク回避行動がリスクを生む。
触らぬ神に祟りなし。では済まされない時代。リスクを回避するためには、リスクを取らなければならない。高齢者という新たな人種が生まれているとき、我々はこれまでの常識を問い直すことが求められている。


産経抄】言葉は世に連れる。では法律は? 10月12日

《言葉は世に連れる。しかし、法律はそうはいかない。》とある。???

2017年10月16日月曜日

神戸製鋼の改竄

【主張】神鋼アルミ不正 技術者の良心は消えたか 2017.10.12 05:01
  • 日本の製造業への信頼を根底から揺るがす行為
  • 10年以上前から組織ぐるみの不正が横行していた。
  • 品質の偽装に加え、検査回数も減らしていた。
  • 納期を守るため見過ごしてきた
  • 抜本的な経営改革に取り組むしかない。
  • 三菱自動車の燃費データ不正や東洋ゴム工業の免震ゴム偽装など、日本が誇る「ものづくり」の信頼を損ねる事案が続く。
  • 不正を許さず、技術力に絶対の自信を持つという良心や誇りは、すでに過去のものだというのだろうか。
【産経抄】神戸製鋼所の事件簿 10月13日
  • 日本の誇る「ものづくり」への信頼が揺らぎかねない事態である。
  • 「いちばん素晴らしいチームワークは、個人が責任を果たすこと。それに尽きるんですよ」「日本独自の勤勉さ、こだわり、匠(たくみ)というものがどんどん失われている」。山中さんとの対談で、日本のラグビーの課題について語ったものだ。
社説:神戸製鋼がデータ改ざん 不正の影響は計り知れぬ - 毎日新聞 2017年10月14日
  • 納入先は印刷延べ約500社に上った。
  • 国内4工場で8月までの1年間に生産した約2万トンの製品だ。
  • 少なくとも10年間続いていたという。
  • ゆがんだ拡大路線が不正を生んだのではないか。
  • 利益優先の体質があると言わざるを得ない。
(天声人語)神戸製鋼の「暗黙知」:朝日新聞デジタル  2017年10月15日
  • 「商売なんてはな、売ったもん勝ちだ……強度が落ちるといったところで、とんでもない大事故でも起きない限り、それが試される場面なんてないんだよ」▼完成した列車に乗る人など眼中にない台詞(せりふ)である。
  • 不安と不信を輸出してしまった 
  • 蔓延(まんえん)した不正が暗黙知の一つだったとは考えたくもない 
  • 当然が当然でなくなる瞬間がこわい。
(社説)神戸製鋼不正 経営責任が問われる:朝日新聞デジタル 2017年10月15日
  • 厳しく批判されるべきなのは、情報公開に後ろ向きな姿勢だ。
  • 川崎博也会長兼社長が13日に不正を明らかにした鉄鋼製品については、当の川崎氏がその前日、「不正はない」と述べたばかりだった。
  • 神鋼以外でも、日産自動車で無資格者が完成車を検査していたことが明らかになった。大企業での相次ぐ不祥事は、日本の製造業全体への信頼を揺るがしかねない。
世界の取引網揺るがす神戸製鋼の改ざん  2017年10月15日
  •  「あの会社なら安心」という信用こそ経済活動を支える基盤であり、目に見えないインフラのようなものだ。自ら毀損したその信用をもう一度取り戻せるか、日本企業の自浄能力が問われている。
神戸製鋼不正 全容の把握と安全確保を急げ 2017年10月17日
  • 近年、タカタや日産自動車など製造業の信頼を損なう不祥事が相次ぐ。安全を軽視する空気が広がっていないか。こうした失態を「他山の石」として、各企業が経営を再点検してほしい。 
神戸製鋼「不正40年以上前から」証言で注目すべきソ連との関係2017.10.19 
  • バブル期以前から不正続ける!? 47年前、神戸製鋼を焦らせた“事件”
  • かつては緊密だった神戸製鋼とソ連の関係
  • ソ連の「計画経済」ではインチキは当たり前だった
  • ソ連も大好きだった「世界一」のスローガン
  • 目標ありきの「計画経済」は顧客や社会のことを考えない
  • そのような「世界一企業」に限って、手抜き工事をした建物が耐え切れなくなったように、このタイミングで「崩壊」しているのか。

2017年10月11日水曜日

ノーベル経済学賞受賞のセイラー教授に触れて

今朝、リチャード・セーラー教授のことが天声人語に書かれていた。
(天声人語)ぐうたら経済学:朝日新聞デジタル
その後、大木さんから次のメールが届いた。
伊東様、
おはようございます。
昨日は突然失礼しました。
ところで、今朝「日経ビジネスオンライン」にノーベル経済学賞受賞のセイラー教授への下記インタビュー記事が載ってましたのでその部分を転送します。
日経ビジネスオンライン メール http://business.nikkeibp.co.jp/■ ピックアップ【著者に聞く】ノーベル賞セイラー教授は相田みつをの大ファン
再録:行動経済学の本質は「にんげんだもの」にありhttp://nkbp.jp/2xv6ol相田みつをさんは行動経済学者だったに違いない、とさえ思いましたよ。
伝統的な経済学では、人は合理的で、常に最適な選択をすると仮定して理論を構築してきました。
でも人間には「心」があるのです。まさに「人間だもの」です。
ご参考までに。
大木 久光
そこで次のように
大木さんご連絡有難う御座います。
そうです。
人間が忘れられています。
忘れたい、その欲望が早正安楽となりました。
脳は悩むようにできている。
能力は耐性の問題ですね。どれだけ受け止められるか。
「体は宇宙のメッセージ」です。
今朝、朝日新聞の天声人語にノーベル経済学賞のリチャード・セイラー教授のことが書かれてました。
時を同じくして、大木さんからこのメールです。
気持ちよく同機しています。気分ができます。
どうき(動機、動悸、動気、同機、同期、同気)もいろいろありますね。
と返事をし、気分をシェアしていることを喜んだ。

2017年10月9日月曜日

偽装(企業の不正)

日産に続いて、神戸製鋼も!
日産は無資格検査、神戸製鋼はデータ改竄だ!
  • 安全性と品質を担う現場に効率化ばかりを重んじる空気が広がっていないか、そんな視点から経営を再点検することも必要だろう。
  • データの改ざんは栃木県と三重県、それに山口県にあるアルミや銅製品の製造を行う国内すべての工場と、子会社の神奈川県の工場の合わせて4か所で確認され、アルミ製品がおよそ1万9300トン、銅製品がおよそ2200トンに上るなどとしています。
  • 神戸製鋼では去年6月、グループ会社が家電などのバネとして使われるステンレス製の製品のデータを改ざんし、JIS=日本工業規格の強度を満たしているように偽装して出荷していたことが明らかになったばかりです。

2017年10月8日日曜日

イシグロ氏の受賞

今年も村上春樹はノーベル賞から外れた。
エバーノートに記事を収録した。
要約してみて、パスカル・ヤンが日本人の国籍感覚について述べているのが面白い。
学者マリー・キュリー夫人はポーランド人だった。元はマリーではなく、マリアだったそうでフランス風に自ら改名した。シルビーバルタン、イブモンタン、ゲンスブルグ、イオネスコ、レオナルド・フジタ。フランスの懐は深い。もっと深い話を一つ。現在のフランスの首相はスペイン人だった。スペイン系ではなく純然たるスペイン人だ。事実上の中央銀行の総裁がスコットランド人であったこともある国だ。この件、歴史があるので、どこをどう押さえればよいのか、その一方で寸止めもできるのだろう。日本でそれを今やったら収拾がつかなくなるだろう。 たとえば、村上春樹を押しやりイシグロカズオがノーベル文学賞を取ったら、我がこととして日本でもお祝いするのであろうか。彼は日本人ではない、英国人だ。昨今、スポーツの選手で明らかに、外国人との混血である有力日本選手が多数登場している。芸能人も同様だ。政治家はどうなるのであろうか。結論はでない。




2017年10月1日日曜日

戸締め言葉

「会員の創造性をなくす秘宝」として、田村さんから「江戸しぐさ」を照会された!(9/23)
話しは、「因果応報」から「応報因果」へ、さらには人体の不思議へとつながる。