第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2017年8月14日月曜日

「医」という漢字の旧字体は「醫」である。

春秋より「医」の字の意味を知った。
声をかけながら大切な矢を投げ、酒の力も借りて悪霊を払う――。複雑な「醫」の構成は、病魔との闘いの様子を表しているのだと、白川静博士の論考に教えられた。
弓矢は外科手術、酒は薬剤、そして振りしぼる「声」は医師から患者への、さまざまな言葉ではないか。
世の中に投げかける声を持つ医師(日野原重明)は、その声を聞く力もすぐれていたのである。
報告を聴き、多様な人に連絡し、相談する。
「報連相ネットワーク」が、多様な人を結び、大衆に声として問いかける。
問題を当事者に解決させるだけでなく、課題を受け入れる態勢を涵養し、現状を目標に近づける。報連相は、現状を改善し、目標とのギャップを小さくする。

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