第2回シニアメンバー懇親会

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2019年8月31日土曜日

健康観と”いき”についての考察(ヘルスリテラシー)

健康とは、ヘルスリテラシーを高めること、エンパワメント&エネジャイズ、ポジティブアクション、セルフマネジメントです。健康とは、生き抜く力のことです。健康の指標は、当面する課題を解決する力が十分かどうか。未病もそのようだと考えている!

https://nortonsafe.search.ask.com/web?q=%E5%81%A5%E5%BA%B7%E8%A6%B3%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%8D&o=APN11908&prt=cr&chn=prev
「健康観としてのいき」と検索して下記の資料を得て、考察開始、九鬼周造の「いきの構造」に向けて
  1. 力、資源としての健康 - 健康を決める力:ヘルスリテラシーを身につける https://www.healthliteracy.jp/kenkou/whatishealth.html 2018年8月23日 ... しかし「不安や悩みがないこと」19.1%、「幸せを感じること」11.9%、「前向きに生き られること」11.0%、「生きがいを感じること」9.5%など、精神的な面の回答も1割ほど ... 図1 健康感を判断する際に、重視した事項(3つまでの複数回答).

    ◆ diseaseは、医学的な診断がされている「疾病」、
      illnessは、本人がそれをどう感じたり受け止めたりしているかという「病い」、
      sicknessは、周囲や社会がそれをどのように見なしているかという「病気」であるとされます。
    ◆ WHOの健康の定義については、1998年に、身体的、精神的、社会的の3つに加えて、「スピリチュアル」を追加しようという提案がされました
    ◆ウェルビーイングやQOLに共通するのは、健康を考える時に、客観的で医学的なものだけでなく、主観的な側面、とくに日々の生活の視点が重視されていることです。
    ◆1人ひとりが持つ、多様な困難や逆境の中でも、生き抜く力が求められるようになりました。
    ◆健康を「状態」とするのではなく、それが個人や社会で変化させられるものであり、健康を「力」として捉え直したものです。セルフマネジメントとは、もし困難に直面しても、自分でうまく対処できることを意味します。うまく対処できることを、コーピングといいます。そして、健康をそのように見ることで、身体的、精神的、社会的という3つの面で、どのようになるかについて提示しています。
    ◆アメリカでは、75歳未満での死亡に影響を与えている要因を4つに分けて、それぞれの割合を考えると、個人の行動やライフスタイルが40%、環境が20%で、環境のうち社会的環境が多くを占めると言われます7)。そして、遺伝が30%、保健医療が10%とされています。
    ◆ヘルスリテラシーとは、健康のための意思決定に必要な情報を入手、理解、評価、活用する力です


    (1)身体的健康
     環境が変わっても身体的な恒常性あるいはホメオシタシスを維持できる力である、「アロスタシス」と呼ばれるものをあげています。例をあげると、オリンピックのマラソン選手の脈拍数です。一般の人が、1分間に60から70回なのに対して、マラソン選手はトレーニングにより、30回ほどと、少ない回数で血液を循環させられるようになっています。一般の人でも階段をよく使うようにすると、段々と息が切れないようになりますが、これも「アロスタシス」です。これらと同じように、ストレスに直面しても、それに強くなることで、すぐにバランスを取り戻すことができると言います。

    (2)精神的健康
     強い心理的ストレスに、うまく対処して回復し、心的外傷後ストレス障害、言い換えればPTSDを防ぐ力をもたらす要因として、健康社会学者アーロン・アントノフスキーによって提唱された「首尾一貫感覚」があげられています。それは元の英語ではsense of coherenceというもので、略してSOCと呼ばれています。SOCは、困難に直面したときにそれを理解し、対処して、意味を見出せるという力です。「適応してセルフマネジメントをする力」が強化されると、主観的なウェルビーイング、すなわち、幸福感が向上し、こころとからだのポジティブな相互作用が生まれる可能性があるとしています。 

    (3)社会的健康
     人々が自身の潜在能力を発揮し義務を果たす力、医学的な状態にかかわらず、ある程度自立して、生活をマネジメントする力、仕事を含めて社会活動に参加できる力などがあげられています。それらは、チャンスと限界の間での動的なバランスで、生涯を通じて変化し、社会や環境からの困難や課題といった、外部の状況に影響を受けるとされています。すなわち、自立したり、社会に参加できるチャンスを生かせるかどうかは、社会や環境次第であるというわけです。◆エンパワーメントとは、力や自信を与えるという意味ですが、それは言い換えると、生まれ持った潜在的な力を発揮できるように、自分の人生や生活をコントロールできることです。ヘルスリテラシーとは、知識や情報を資源として意思決定や行動をコントロールできることであり、SOCは、ストレスや困難な状況に直面しても、資源を活用してうまくコントロールできることです。ヘルスリテラシーとSOCにおいて、それを向上させることは、いずれも、資源を活用して、行動や環境をコントロールする力を身に付けることであり、エンパワーメントです。
  2. 健康観に関する一考察 - 日本公衆衛生学会
    https://www.jsph.jp/docs/magazine/1996/12/43_12_1005.pdf 1996年12月15日 ... する保健医療従事者にとっても,健康観は十分に. ほりさげ ... 9 鈴木は,生態学的健康観 として,人間とそ健康状態という意味に近い使われ方(健康診断な. の環境との .... (I)より よい心身〉の軸は, いき,相対的によりよい状態としての健康を求め
  3. 学生諸氏の健康観 - 中澤 港
    http://minato.sip21c.org/pubhealth/ph03-1-2002.html 生活概念としての社会的健康をふまえた上で,異なる地域社会にあったそれぞれの 健康概念を考えるべき; 病気などにかかって ... なおかつ,毎日を楽しく生き,充実した 生活であるというものが「健康]だと考える; 身体的にも病気や怪我が無く精神的にも 明るく ...
  4. 現代の健康観とその諸問題 What does the Most Recent View of Health ...
    https://atlantic2.gssc.nihon-u.ac.jp/kiyou/pdf09/9-209-220-Ito.pdf
    2008年11月1日 ... 要素・側面のひとつとして反映され、その時代の健. 康観が形成される。他方で ... 現代 の健康観は、進歩し続ける医学や経済成長が. 生活水準の向上をもたらし ... 社会の中 で人間らしく、人間存在にふさわしく生き. ることをも積極的に健康の .
  5. 現代の健康観に示唆するもの - J-Stage
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jabedit/16/1/16_KJ00005000713/_pdf 中世後期か らルネ ッ サン ス期 には 「健康」に関. する領域は現世化 し、身体は現世 に おけ る行為の 生. 物学的前提 として 認識されるようになる. 一. 方. 1)2)、. ドイツ では 「 宗教と医学」また 「健康と信仰」が新. たな形で 結びつ き、「自らの 天職に生き る こ ...
  6. 「健康」概念に関する一考察 - 立命館大学
    http://www.ritsumei.ac.jp/ss/sansharonshu/assets/file/2000/36-1_masumoto.pdf 健康」のとらえ方は,WHOの健康の定義を節目として大きく変化し,前者は疾病中心の「 健康観」, ... すなわちWHOの健康の定義が提唱されるまで. の健康観について考察し ていくこととする。こ. こでは,主として有賀徹1)の整理に基づいてみ. ていきたい。 124.
  7. さまざまな健康のとらえ方 - Nhk
    https://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_hoken/archive/2016_hotai_02.pd 健康. 病気を治す. 神に祈る. 医学. 予防. 病気にならない. 現代. 生活の質を重視する 健康観. □WHO(世界保健機関) 『健康の定義』 ... WHOの健康の定義に全ての人が 近づく努力をしながら、生きがいを見つけ ... として、世界保健機関(WHO)の考え方につ.
  8. 人々 の 主観的健康観 の 類型化に関する研究https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180329135040.pdf?id=ART0009063308 そ して 主観的健康観は ,年齢差,性差 T 年次差が あるこ と 、また加齢や時代の 移 り 変わ り と共. に身体的健康 ..... 積極的な精神 ,日常生活の 基礎,価値 として の 健康 ,健康で あるとき意識 しない ,. 健康の ..... 何事に も前向き に 生き られる こ と. 15.
  9. 人々の主観的健康観の類型化に関する研究 : ヘルス ... - CiNii 論文
    https://ci.nii.ac.jp/naid/110007125040
    本研究の目的は, ヘルスプロモーションの視点から主観的健康観 (健康の定義) の年齢 差. ... 何事にも前向きに生きられること」といったスピリチュアル (霊的・魂的) な健康観 そして主観的健康観は, 年齢差, 性差, 年次差があること, また加齢や時代の移り変わり と共に身体的健康観から ... 健康"概念についての〜健康観の構築に関する試論として 〜.

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