第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2019年12月10日火曜日

Ⅲ大陸共感セッションを終えて

 2019年12月8日午後「ケニア」がメジロに遣って来ました。連れてきたのは小林さんと松下照美さん。先ずイントロはこの会の発起人・事務局長の青木さん紹介するユネスコ作成ビデオ「奴隷航路:抵抗する魂」の放映で始まった!
 隠された歴史がつくり出したアフリカの現実では、今も「未来を担う多くの子供が犠牲に」成っている。その現場で子供達の生き様を記録した小林監督の「ショコラ!」が紹介された。既に何回か見たモノであるが、皆と一堂に介して観るのでは、趣が違う。
 画面の中の子供達と会場の我々との、グループ同士の対話になって行く様に感じた。
 画面に登場する子供達を一人一人丁寧に、紹介する松下さんの声がその対話を結ぶ。
 交感が高まる様に、松下さんが当時、抱えていた懸案事項を挙げて、その心象を引き出す小林監督の演出にもまた共感する! 
 子供達のすぐ側で、一緒に彼らの動向を見守っている様に感じられた。
「松下照美さん」
子供に対する愛情
施設に入る「愛された記憶のない」子供は人を愛することができない。
(子供は)家族を求めているが私にはできない。
保護者はできるが親には成れない。安心してもらえるようにしている。
日本のお子さんも同じだと・・。母性・父性の喪失がある!
社会がそうした母性・父性を守る体制にない!
(日本に帰ってきて)
こんな事件がと思うことが起きている! どうなっているのか? 日本は?
日本は問題が見え難くなっている! ケニアは問題が見えやすい!
日本の子供にかける費用が先進国で最低と知り(驚く)!!
子供達からの跳ね返りがダイレクトでない!
ここが大学か?自分でつかみ取る、つかみ取れる現実感がない! という(戸惑い)・・。

「これから人世25年をかける力は何処に?」との質問に応えて!
私にもできることがあるんだ!私にも役立てるんだとの思い!
時間もエネルギーが必要だが、一つずつやらなければできない!
毎日起こる問題を片づける。気がついたらここに居た!
話してみて、私はこういうことを考えていたんだと気づき、
頂く話を少しずつ繋いで、その連続で今日まで!
200万円に支援があって、家を建てたいとその物件を探した。
すると別の支援(外務省からの)が引き出され、新たな課題に取り組む結果となった。

80歳からの夢はドラッグに苦しむ子供達をどうするか、
時期が来るまで続ける、遅々として!

「南研子さん」
「生き方考え方はどのようなモノか、
若者は?支援は?人権あるいは保護といった観点から
日本との違いを話して欲しい!」との
コーディネーターの問いに応えて!

(前置き)
アフリカの話を聴き、歴史を見ているようだ
戻っていければいいが、戻れない
どう守るかが大事だと思う

(アマゾンは)物質文明とは違う。自然があるということがこんなにも違うと・・。
先ず、素朴であると言うこと! 
盗みがありません。寝たきりの老人がいません。
認知症・ノイローゼの人がいない。殺人もない。ガス水道がなく、トイレもありません。
不便極まりないけれど全員が幸せなんです!
なぜなら稼ぐ必要がないから!!
 
過去形・未来形がなく、全て現在形で
我々を飛び越して凄いところに言っているのではないか!
(欲望の奴隷になっている我々が観えてくる??) 
自然と食べ物があれば、足ることを知っていれば幸せ! 
しかし、いずれ彼らは滅びると思う! 
自然がどんどん破壊されている、自然があるから生きていける彼らは滅びるでしょう! 
こういう便利なモノを手にすることは、大事なモノを失うことになると伝えるが、
そういう彼らとどれだけ時間を供に過ごせるかが課題だと思っています。

あなた一人はどうなんですか?
全部の問題は全てつながってお、あなたの問題は私の問題であり、
それをどう解決しましょうか?
インディオは全て死んでしまえばいいと思っている。
1988年、「運動の権利人権を認める」まで 動物以下 、
今年の8月女性が国会議員になった。
先住民の女性が3000人が集結した。
「だって私たち子供を育てるでしょ,子供が育つ環境を認めてもらう」
(母性の働き!!です)
(自然に育まれる思い、生存欲求ですね!!)
有り難うございました!!



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  4. ビクトリア湖では魚が採れた、そのローカル経済が外資により、破壊されている!!
(小林さんの報告です!!)

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