第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2019年11月23日土曜日

共感性資本主義について

「共感性資本主義で検索」し、ウエッジに記事があります
2012年のG8の会合で、「社会的投資」を世界中で進めていく必要があるとはじめて議論されました。その報告書の中で、社会問題解決の投資を‘The Invisible Heart of Markets’(=「市場の見えざる心」)という言葉で表現されました。これが「共感資本主義」を考えるときの一つのキーワードです。
 『国富論』の中でアダム・スミスが書いた「神の見えざる手」をシンプルに言えば、各自が利己的な行動を効率的にやると経済活動が活発化するので、そこで上がる税収を弱者に配分する。この構造をつくることで国が豊かになっていく。アダム・スミスは別の本の中で「それだけでは足りない」とも言ってますが、基本的な『国富論』のパラダイムはそういうことです。(Wedge記事より)
「神の見えざる手」を求めた中世から「市場の見えざる心」を求める現代へ、時代は進化したのだろうか? 「時代が進化」したとしても「人間が進化」したことの証明には成らない。 人間が野生を失ったことは確かである。喪失に代えて獲得したモノが失ったモノより、価値があるモノならば進化と言えるかも知れない。
過去と現在を時代を超えて比較し、「進化した」と思いたいから、こじつけをしている様に思える。仕合わせをぶら下げて歩きたいのである。

要するに、今を楽しく生きれれば、それを続ければ良いのである。



0 件のコメント:

コメントを投稿