第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2019年11月24日日曜日

FBグループ「共感通貨に触れて!」作成に当たって

株式会社EUMOのHPから
「地域社会」「イベント」「経営・株主」からそれぞれの記事をピックアップする。
共感的理解をするために、謎って、一歩ずつ、「考え」の裏にある「思い」を感得する!

「地域社会」共感や個の魅⼒に重きをおく「価値経済」の創出に向けて
  • 共感資本の精神とは?~eumo代表取締役新井和宏さん
  • お金を配る投資事業
  • オープンイノベーションプラットフォーム ecowe (エコウ)について




  • 社会の成人発達の段階

  • 幸福発達モデル

  • 人間の生きる目的をどのように達成していくか
  • 組織の生きがい度を上げる
⼈財教育事業eumo Academy について~
地域通貨eumoの実証実験

  • ポイント1
    貯められないお金であること。つまり、使うためのお金。使えば使うほど幸せになれる。素晴らしい人に出会う、出会うと成人発達段階が上がっていくお金。蓄財ではなく使う手段としてのお金。使わないと、6か月後に失効するといったお金です。
  • ポイント2
    人、もの、場との出会いを創出するお金。出会って何かがうまれる、そこに行くから意味がある。現地にいかないと使えない、決済時に縁がつながる。その関係性が一時的に終わらない。
  • ポイント3
    お金に色をつける。今のお金は色がついてないから普及しています。今度は、生産者がお金を選べる、どういう経路で手に入れたかがわかるようにする。そのお金だったら、命懸けで作った作物を提供したいと思えるお金にしたい。共感マネーが循環していくために、お金に色をつけるわけなのです。
  • ポイント4
    非等価交換にいく一歩手前にある贈与経済の経験をする。いきなり非等価交換に行くのは難しいです。したがって、まず最初はギフトからはじめる、ギフトをする癖をつける。贈り物のためのお金です。
    具体的には、行かなかったので、失効する人が、移動コストをかけて行った人を応援するしくみです。距離を越えていく活動をサポートする。行った人を応援していく。詳しくは、実証実験オフィシャルサイトを設置しましたので参照ください。

https://currency.eumo.co.jp/

「イベント」幸福経営学とユーダイモニア【前野隆司 慶應義塾大学教授】

  • なぜ「幸福経営学」の研究をはじめたのか?
  • 幸せを定義するには?
  • 幸福とは何か?

  • 幸福を分析した4因子とその関係性とは?
第1因子:自己実現と成長の因子(やってみよう因子)  
第2因子:つながりと感謝の因子(ありがとう因子)
第3因子:前向きと楽観の因子(なんとかなる因子)
第4因子:独立と自分らしさの因子(ありののまま因子)





  • 幸せと人間の成長は関係ある?
  • 実際のセルフコンパッション
コンパッションの瞑想は以下の通りです。
  1. 私が幸せでありますように
  2. まわりの人が幸せになりますように
  3. 苦手な人も幸せになりますように
  4. 世界中の生きとし生けるものが幸せになりますように
仏教で最終的に辿り着く幸せは、悟りの世界です。
  • 幸福経営の実践事例

「経営・株主」金融資本主義の限界を乗り越え「共感資本社会」を創ろう

  • 金融資本主義では人は幸せになれない
  • 人々が幸せになれる共感資本とは何か?
  • 見えない価値「共感資本」からなる社会をどう創るのか?

  • 人の成長無くして、持続的幸福はない~eumoが行う人財育成

  • 共感資本を集め分配する~eumoが行う投資


  • 共感資本社会のプラットフォームとして地域通貨を発行~使わないと腐る、人に会いに行かないともらえない「eumoポイント」
具体的にeumoポイントでは社会関係資本の可視化のために以下のようなお金の定義がされている。
  1. 期限があるお金
    貯めるおかねではなく、使うお金。命があり、使わないと腐るお金
  2. 行かないと使えないお金
    Webで決済できない、現地に行かないと使えない面倒なお金。これにより共感性を高めたい人が行動する。
  3. 色がついたお金
    これは、生産者を守ることが目的だ。無農薬で心を込めて作った白菜であっても、色形が同じであれば、同じ値段になる。だから本当にいいものは身内にしか配らない。それは市場が信頼できないことを意味する。一方、eumoポイントはお金に色を付けることができ、どれくらい共感してくれる人からの購入なのかがわかるようになっている。
  4. 出会うと増えるお金
    新井さん自身、過去に8,000社を訪問する中、素晴らしい人に出会うことによって人間力が高まっていくことを実体験した。そこで、いい人と出会うことによってポイントがもらえる仕組みにしたのだ。これでお金はあくまでも脇役であって目的にならないことが理解できるだろう。「現地に行って、その人といっしょに写真をとってアップロードするとポイントがたまる。簡単に言うと、リアルポケモンGOだ」と新井さんは言う。
    人は人と出会うことでしか成長しない。EC決済で人に出会わず済ませる世界に人の成長はないのだ。
  5. eumoでなければ買えない商品があるお金
    eumoポイントでしか買えないものを今10か所で開発している。一例をあげると、京都の宮津にある飯尾醸造の本物の醸造酢だ。この会社は有機無農薬で50年作り続けている棚田からとれる米から出来た酒から、酒粕を取り、そこから醸造された赤酢などを造っている。そして今回はリンゴ酢だ。この原料には「奇跡のリンゴ」の木村さんが創ったリンゴのみを使っている。
さて、お客様が飯尾醸造の製造直売の店に入る時、数ある商品の中で、リンゴ酢だけがeumo〇〇ポイントといった価格表示がついている。それを見たお客様はどう反応するか?
  • お客様:このリンゴ酢が欲しいのだがeumoって何?
  • 店員:共感のお金です。
  • お客様:共感のお金って?どうやったら手に入るんだい?
  • 店員:人と出会うともらえます。
  • お客様:どいうこと??
  • 店員:私と写真を撮るともらえます。
  • お客様:???
こういったやりとりを通してはじめて共感とお金が繋がり、お金の概念が変わる衝撃が味わえるというわけだ。新井さんは、共感資本社会を創るためにこういった「面倒な」仕掛けをふんだんに用意している。

付記:ケン・ウィルバーの意識のスペクトルからティール組織のスペクトルを・・・。

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