第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2017年12月16日土曜日

情報基盤の整備

この一年、情報に取り組んできた。
漸く、データベースができたが、今度は流通環境が未整備であった。
その間に得た友人多数(特に大木、塩崎、外村、石井、西宮両氏)
ホームページのアクセス数は悲劇的なものである。メルマガは配信しているものの、読まれているか、調査したことはない。
検めて、情報時代のシニアとしてスマートであるか、疑問に感じる。
先日、SMMの菅野さんから、日野原先生の話を伺った。
先生は、これからのシニアはSMに親しむことが必須と全国に跨るソーシャルネットワークを築かれたという。
先の投稿から、1か月以上たった。その間、ソーシャルメディア(FB,TWITTER)に親しんだ。ホームページの更新、メルマガとの連動、FBでの仲間づくりなど多くのことを学んだ。この間に得た仲間(柴田、石川、水上、塩崎)
その基礎として、Googleで提供している「Googleデジタルワークショップ」は最適の教材である。皆で取り組んで、SSSNチームを作りたい!
成熟社会をサポートする「スマート・シニア・ソーシャル・ネットワーク」、
それがSSSNTである。

2017年10月29日日曜日

偽装(企業の不正) 2

偽装(企業の不正)の投稿で、「日産に続いて、神戸製鋼も!」と他業界に不正の根を負ったが、同じ自動車業界で ”スバルでも不正発覚 日本ブランドを揺るがす”(毎日新聞)と報道された。「スバル 不正」で検索し、次の結果を得た。
その主なものを拾ってみると、次のように悍ましい結果だ!
現場には、既に批判精神はなくなっている。
  1. スバルも無資格検査 日産不正受け社内調査 群馬製作所:朝日 ... 
    2017/10/27 · スバルが国内の工場で、自社が認定していない従業員に、出荷前の完成車の検査をさせていたことがわかった。日産自動車が無資格者に車の検査をさせていた問題を受けて実施した社内調査で判明。不正が相次いで発覚し…
  2. スバル、不正の認識なく 社内運用で法令を逸脱 :日本経済新聞
    2017/10/27 · SUBARU(スバル)は27日、資格を持たない従業員が完成車を検査していたと発表した。30年以上続けてきた検査の運用方法が、資格を持つ者に限っている法令から外れていた。なおざりな検査を常態化させてい
  3. スバル、不正意識なし…社長「悪意なかった」 : 経済 : 読売 ...
    2017/10/28 · SUBARU(スバル)の国内工場で、無資格検査が30年以上も続いてきたのは、法令を守る意識の低さが背景にある。 有資格者の印鑑を押し、適正な検査を装っていたが、現場には不正との意識もなかった。無資格検査 ...
  4. スバルも検査不正、届かなかったトヨタの教え :日本経済新聞
    2017/10/27 · 日産自動車に続いてSUBARU(スバル)でも、工場での無資格検査が常態化していたことが発覚した。販売最前線で快走するスバルの落とし穴はどこにあったのか。不正をただす機会はなかったのか。詳細は調査中だ
  5. 三菱自動車の燃費不正にスズキ、トヨタ、ホンダ、マツダ ...
    三菱自動車が燃費を改ざんしていた問題で、提携して自動車を販売していた日産にも影響が及んでいますが ... 三菱自動車の燃費改ざん不正に続き、スズキも国土交通省が定めた規定と違った計測をし …
  6. スバル、不正意識なし…社長「悪意なかった」 - News JS
    検査員規定 認識甘く スバルも無資格検査 25万台リコールへ スバルも無資格検査 自動車検査不正相次ぎ制度の見直し検討 国交省 自動車検査不正相次ぎ制度の見直し検討 国交省
  7. スバル富士重 吉永社長「不正な事例はない」→e燃費で調べて ...
    先日18日、国土交通省は、国内で型式認証を取得している自動車メーカーに対して18日までに求めた実態調査の報告結果について、公表しました。 それに先駆け富士 ...
  8. スバル 不正と思わず無資格検査30年以上|日テレNEWS24
    2017/10/27 · スバルは27日に会見を開き、30年以上にわたって無資格検査が行われていたことを明らかにした。ルールの一部が明文化されておらず、無資格でも、検査内容を習熟した検査員が行っていたので、現場では不正だとは思わずに ...
  9. 世界の自動車メーカー城下町に明暗 スバルの太田 ...- NewSphere
    2015/10/06 · 独フォルクスワーゲン社(VW)の排ガス不正問題は、幹部自らが「会社の存続を脅かす危機」だと発言(ロイター)するなど、自動車大国ドイツを揺るがす大問題に発展しつつある。そうした中、米ウォール・ストリート ...
  10. スバル 日産発覚後も不正検査 | 2017/10/27(金) 11:15 - Yahoo ...
    2017/10/27 · スバルの群馬製作所で出荷前の車の検査を資格のない従業員にさせていたことが判明。さらに日産の問題が発覚した後も無資格検査を続けていたことが新たに明らかになった。

2017年10月24日火曜日

神戸製鋼の改ざん問題(2)

日経テクノロジーオンライン通信 号外 【2017年10月24日号】に次の記事を見つけた。■激震、神鋼・日産の不正問題
 神戸製鋼所の品質データ偽装と日産自動車の検査不正が発覚し、日本の製造業が培ってきた品質の信頼に揺らぎが生じている。偽装や不正の問題を解決に導くには、何が必要なのか。
◎現場はこうしてデータを偽装する
 神戸製鋼と日産の不正から考える(前編)
http://techon.jp/atcl/feature/15/122200045/102300193/?n_cid=nbptec_tecml

◎神戸製鋼、終わらない品質データ偽装連鎖、調査を継続組織ぐるみの関与や意図的な隠蔽も発覚
http://techon.jp/atcl/mag/15/400382/101900056/?n_cid=nbptec_tecml

◎神鋼のデータ偽装問題、今度は従業員が検査データを隠ぺい
http://techon.jp/atcl/feature/15/122200045/102000191/?n_cid=nbptec_tecml

◎JIS認証機関が神鋼子会社を審査、点検で新たな偽装も発覚神戸製鋼が会見、子会社のコベルコマテリアル銅管秦野工場
http://techon.jp/atcl/feature/15/122200045/102000189/?n_cid=nbptec_tecml

▽揺れる、製造業の品質 ―品質・改ざん問題を考える―
http://techon.jp/quality/?n_cid=nbptec_tecml

「法の前に道理あり」というが、「法の前に道理が立ち行かなくなっている」現実をどうとらえるか? 道理を超えた法の横暴。「現場が立ち行かなくなっているとも」???
平安時代の「山階道理」、今は、「グローバル道理」の横暴に?

2017年10月22日日曜日

不作為の罪と棄権/フェイクと炎上

「誹謗中傷」とは、ウィキペディアのページを参照したが、頁頭が次のように飾られて、

互いに他人の意見を誹謗・中傷するのか、科学的思考ではないことを示し、面白い。

2017年10月21日土曜日

非言語コミュニケーションの弱さ

『管理職にコミュ障が多い理由とは?1万人の脳を治療してきた医師が解説』という記事をダイヤモンドオンラインで見つけた。
それは、
  • 非言語コミュニケーションの弱さにある
という。
  • 話す内容は頭の中にあるのに「タイミングがわからない」からです。
要するに、「右脳が鍛えられてない」のだ。
  • 重度のコミュニケーション障害のある人というのは、小説を読むことができません。
その解決法は、
  • タイミングをつかむために、本を読んで疑似体験を増やす
具体的には、
  • 登場人物の表情を想像しながら読むようにします。
そして、次のように結ぶ、
  • ある特定の人物の人となりや人生を深く知ることで、自分の中にある人と関わる感情の部分を鍛えていくのです。
体感的、論理的、感性的な気づきのうち、体感的、感性的な気づきが不足し、体性感覚が鍛えられてないのだ。

2017年10月19日木曜日

不作為の罪

ドイツ・倒れた人・無視して罰金刑
<世界のメディアザッピング>ドイツ・倒れた人・無視して罰金刑
ドイツの銀行の出張所で83歳の男性が意識を失って倒れた。
後から来た客たちが助けず男性は死亡した。
この事件を受け、監視カメラに映っていた男女3人をすべきことをしなかった不作為の罪に問う裁判が開かれた。
被告は“ホームレスが入り込んで寝ていたと思った”と証言。
しかし、裁判所は3人に対し罰金刑を言い渡した。
ドイツの公共放送ZDFは、他人に無関心になった世の中を象徴するような事件と伝えている。
被告側の弁護士のコメント。
不作為は作為のリスク軽減や回避にならない
ドイツで倒れた人を無視して罰金刑が課せられた。・・・という。
すべきことをしなかった不作為の罪が成立することになった。
他人に無関心になった世の中を象徴するような事件として取り上げている。
グローバライゼーション(グローバルスタンダード)が創り出した「不作為の罪」???
高速道路の逆走も、認知症者の徘徊問題、超高齢社会成熟社会の問題も、保護責任が問われている。
プライバシーの保護、情報保護法が産まれ、保護責任が問われる。
選択の自由よりも遵法の義務、保護責任が問われるようになった。
すべきことをしなかった不作為の罪について、自覚が求められている。
グローバルスタンダードは、我々(ローカルスタンダード)を質しています。
ジャスト(公正)、ジャスティス(正義)、ジャスティファイ(正当化)、アジャスト(調整)。
インクルージョン(参画)、 コンサべーションコンプライアンス(遵法)が情報セキュリティの分野でも管理責任が次第に広く問われるようになっている。便利だけで好きなもの、利用可能なものを選ぶことはできない。応分の負担(金銭だけでなく)が義務が必要になってきた。改めて義務が問われている。環境が変わり、行動変容が求められる時、当然常識の調整も義務となっている。しなければならない。その焦点をどこに合わせるか、アジャストの問題が起きている。
保護責任者が必要になってくる。責任を個人に分担させる仕組みをどう作るかが情報社会の趨勢である。逆走、認知症者の徘徊問題等、成熟社会、超高齢社会が抱える問題は増加している。リスク回避行動がリスクを生む。
触らぬ神に祟りなし。では済まされない時代。リスクを回避するためには、リスクを取らなければならない。高齢者という新たな人種が生まれているとき、我々はこれまでの常識を問い直すことが求められている。


産経抄】言葉は世に連れる。では法律は? 10月12日

《言葉は世に連れる。しかし、法律はそうはいかない。》とある。???

2017年10月16日月曜日

神戸製鋼の改竄

【主張】神鋼アルミ不正 技術者の良心は消えたか 2017.10.12 05:01
  • 日本の製造業への信頼を根底から揺るがす行為
  • 10年以上前から組織ぐるみの不正が横行していた。
  • 品質の偽装に加え、検査回数も減らしていた。
  • 納期を守るため見過ごしてきた
  • 抜本的な経営改革に取り組むしかない。
  • 三菱自動車の燃費データ不正や東洋ゴム工業の免震ゴム偽装など、日本が誇る「ものづくり」の信頼を損ねる事案が続く。
  • 不正を許さず、技術力に絶対の自信を持つという良心や誇りは、すでに過去のものだというのだろうか。
【産経抄】神戸製鋼所の事件簿 10月13日
  • 日本の誇る「ものづくり」への信頼が揺らぎかねない事態である。
  • 「いちばん素晴らしいチームワークは、個人が責任を果たすこと。それに尽きるんですよ」「日本独自の勤勉さ、こだわり、匠(たくみ)というものがどんどん失われている」。山中さんとの対談で、日本のラグビーの課題について語ったものだ。
社説:神戸製鋼がデータ改ざん 不正の影響は計り知れぬ - 毎日新聞 2017年10月14日
  • 納入先は印刷延べ約500社に上った。
  • 国内4工場で8月までの1年間に生産した約2万トンの製品だ。
  • 少なくとも10年間続いていたという。
  • ゆがんだ拡大路線が不正を生んだのではないか。
  • 利益優先の体質があると言わざるを得ない。
(天声人語)神戸製鋼の「暗黙知」:朝日新聞デジタル  2017年10月15日
  • 「商売なんてはな、売ったもん勝ちだ……強度が落ちるといったところで、とんでもない大事故でも起きない限り、それが試される場面なんてないんだよ」▼完成した列車に乗る人など眼中にない台詞(せりふ)である。
  • 不安と不信を輸出してしまった 
  • 蔓延(まんえん)した不正が暗黙知の一つだったとは考えたくもない 
  • 当然が当然でなくなる瞬間がこわい。
(社説)神戸製鋼不正 経営責任が問われる:朝日新聞デジタル 2017年10月15日
  • 厳しく批判されるべきなのは、情報公開に後ろ向きな姿勢だ。
  • 川崎博也会長兼社長が13日に不正を明らかにした鉄鋼製品については、当の川崎氏がその前日、「不正はない」と述べたばかりだった。
  • 神鋼以外でも、日産自動車で無資格者が完成車を検査していたことが明らかになった。大企業での相次ぐ不祥事は、日本の製造業全体への信頼を揺るがしかねない。
世界の取引網揺るがす神戸製鋼の改ざん  2017年10月15日
  •  「あの会社なら安心」という信用こそ経済活動を支える基盤であり、目に見えないインフラのようなものだ。自ら毀損したその信用をもう一度取り戻せるか、日本企業の自浄能力が問われている。
神戸製鋼不正 全容の把握と安全確保を急げ 2017年10月17日
  • 近年、タカタや日産自動車など製造業の信頼を損なう不祥事が相次ぐ。安全を軽視する空気が広がっていないか。こうした失態を「他山の石」として、各企業が経営を再点検してほしい。 
神戸製鋼「不正40年以上前から」証言で注目すべきソ連との関係2017.10.19 
  • バブル期以前から不正続ける!? 47年前、神戸製鋼を焦らせた“事件”
  • かつては緊密だった神戸製鋼とソ連の関係
  • ソ連の「計画経済」ではインチキは当たり前だった
  • ソ連も大好きだった「世界一」のスローガン
  • 目標ありきの「計画経済」は顧客や社会のことを考えない
  • そのような「世界一企業」に限って、手抜き工事をした建物が耐え切れなくなったように、このタイミングで「崩壊」しているのか。

2017年10月11日水曜日

ノーベル経済学賞受賞のセイラー教授に触れて

今朝、リチャード・セーラー教授のことが天声人語に書かれていた。
(天声人語)ぐうたら経済学:朝日新聞デジタル
その後、大木さんから次のメールが届いた。
伊東様、
おはようございます。
昨日は突然失礼しました。
ところで、今朝「日経ビジネスオンライン」にノーベル経済学賞受賞のセイラー教授への下記インタビュー記事が載ってましたのでその部分を転送します。
日経ビジネスオンライン メール http://business.nikkeibp.co.jp/■ ピックアップ【著者に聞く】ノーベル賞セイラー教授は相田みつをの大ファン
再録:行動経済学の本質は「にんげんだもの」にありhttp://nkbp.jp/2xv6ol相田みつをさんは行動経済学者だったに違いない、とさえ思いましたよ。
伝統的な経済学では、人は合理的で、常に最適な選択をすると仮定して理論を構築してきました。
でも人間には「心」があるのです。まさに「人間だもの」です。
ご参考までに。
大木 久光
そこで次のように
大木さんご連絡有難う御座います。
そうです。
人間が忘れられています。
忘れたい、その欲望が早正安楽となりました。
脳は悩むようにできている。
能力は耐性の問題ですね。どれだけ受け止められるか。
「体は宇宙のメッセージ」です。
今朝、朝日新聞の天声人語にノーベル経済学賞のリチャード・セイラー教授のことが書かれてました。
時を同じくして、大木さんからこのメールです。
気持ちよく同機しています。気分ができます。
どうき(動機、動悸、動気、同機、同期、同気)もいろいろありますね。
と返事をし、気分をシェアしていることを喜んだ。

2017年10月9日月曜日

偽装(企業の不正)

日産に続いて、神戸製鋼も!
日産は無資格検査、神戸製鋼はデータ改竄だ!
  • 安全性と品質を担う現場に効率化ばかりを重んじる空気が広がっていないか、そんな視点から経営を再点検することも必要だろう。
  • データの改ざんは栃木県と三重県、それに山口県にあるアルミや銅製品の製造を行う国内すべての工場と、子会社の神奈川県の工場の合わせて4か所で確認され、アルミ製品がおよそ1万9300トン、銅製品がおよそ2200トンに上るなどとしています。
  • 神戸製鋼では去年6月、グループ会社が家電などのバネとして使われるステンレス製の製品のデータを改ざんし、JIS=日本工業規格の強度を満たしているように偽装して出荷していたことが明らかになったばかりです。

2017年10月8日日曜日

イシグロ氏の受賞

今年も村上春樹はノーベル賞から外れた。
エバーノートに記事を収録した。
要約してみて、パスカル・ヤンが日本人の国籍感覚について述べているのが面白い。
学者マリー・キュリー夫人はポーランド人だった。元はマリーではなく、マリアだったそうでフランス風に自ら改名した。シルビーバルタン、イブモンタン、ゲンスブルグ、イオネスコ、レオナルド・フジタ。フランスの懐は深い。もっと深い話を一つ。現在のフランスの首相はスペイン人だった。スペイン系ではなく純然たるスペイン人だ。事実上の中央銀行の総裁がスコットランド人であったこともある国だ。この件、歴史があるので、どこをどう押さえればよいのか、その一方で寸止めもできるのだろう。日本でそれを今やったら収拾がつかなくなるだろう。 たとえば、村上春樹を押しやりイシグロカズオがノーベル文学賞を取ったら、我がこととして日本でもお祝いするのであろうか。彼は日本人ではない、英国人だ。昨今、スポーツの選手で明らかに、外国人との混血である有力日本選手が多数登場している。芸能人も同様だ。政治家はどうなるのであろうか。結論はでない。




2017年10月1日日曜日

戸締め言葉

「会員の創造性をなくす秘宝」として、田村さんから「江戸しぐさ」を照会された!(9/23)
話しは、「因果応報」から「応報因果」へ、さらには人体の不思議へとつながる。

2017年9月30日土曜日

新「幸福論」

新「幸福論」1章の名言集 
  • 私は政官業の癒着構造があった方がいいと思います。全く消毒してしまったら国家の力は弱くなってしまう(佐藤)
  • 「がんばろう!日本」というキャッチフレーズは安全な場所に身を置いている人が、無責任に言っている言葉(宮崎)
  • 「頑張る」のは、単なるプロセス。そこに、目標を伴っていないと意味を持たないんです(佐藤)
  • 日本人はあまりにも怒りが足りないと思う。知力の衰えた政府、メディアに対して、国民はもっともっと怒るべきだ(田原)
  • 世の中が不安や脱力感でおおわれてくると、独裁的な政治手法に熱狂する空気が漂ってくる。(宮崎)
  • 若い人がオタクになっていくのも、デモに代わる不服従の一つの形態じゃないですか。ニートなんて、これまでの社会の仕組みや常識に敢然と抵抗しているでしょう(宮崎)
癒着:癒は、いやす。
きげ
66(田原)
経営というのは本来チャレンジの連続ですよね。でも、団塊の世代は、要領よく無難な道を生きることに慣れてしまったものだから、四〇代、五〇代になって新たなチャレンジなどできるわけがない。その結果、企業の活力が衰えて、国際競争力二六位という数字になったんでしょう。
84(宮崎)
私は、今こそ帝国主義の時代なんだという問題意識をずっと持っています。植民地こそ持っていないけれども、日本は帝国主義としての国家の競争を全面的に続けている。
新「幸福論」2章の名言集 
  • 団塊の世代の特徴はとりあえずの戦闘的な処ですから、モーレツ社員や中間管理職には向いています(宮崎)
  • 夢というのはイメージする能力ですから、優れた本を読んだり、知的に刺激される人と会話をしないと大きくならない(佐藤)
  • 政権与党になったのに、国民に好かれようとするから、結果的に嘘をつく(田原)
  • 日本がディズニーランドでいられるのは、アメリカというガードマンが居るためです。確かに、敵がいないという状態は、それ自体は悪くはないですが、そのために政治にしても経済にしても、国民のモチベーションが高まらない(田原)
  • 自分たちのグループに敵対するグループが居て、しかも、その敵に負けた体験が民族を結び付ける(佐藤)
110(佐藤)
しかし、ジャーナリストの職業的良心というか「掟」に従えば、「取材して発表するべし」ということになる。ここで、「コンプライアンス」と「ジャーナリストの掟」がぶつかるんです。メディアの現場では、こうした現象はいっぱいあると思う。
新「幸福論」3章の名言集

164(佐藤)
人間です。現場の人間が臨機応変に処理するしかないというんですね。勿論、人間はコンピュータと比べると反応も遅いし計算も遅い。しかし一つだけ総合力夜間で動くというところに強さがあるという。しかし、彼によれば、「今からそうした人材をつくっておかないと大変なことになるだろう」と書いているんです。
164(宮崎)
原発の解体費用は無限大に近い。
180(佐藤)
搾取すればいいということです。
(宮崎)
いや、買ってやるんです。それは、搾取よりももっとえげつない考え方かもしれないですよ。経済というのは表面上は平等ですからね。お金払って勝ったから文句はないだろうという話。
185(佐藤)
まあ、脱原発という方向性は正しい。原発のない社会というのは、核兵器のない世界と一緒。うんと遠い未来に実現できるかもしれない。でも、近い将来に原発を全廃するのは無理でしょう。それなのに、無責任な政治家やメディアが、無理なことをまるですぐにでもできるかのように言うのは欺瞞ですよ。どんなに少なく見積もても、二〇年のスパンで考えないといけない。福島第一原発だって、収束に一〇年、廃炉には最長四〇年かかるというんですからね。 
210(佐藤)
日本は既に九〇〇兆円以上もの赤字を抱えていますからね。国際をきちんと償還するためには、競争は必要です。競争によって生産力を上げることは欠かせません。価値観の転換と競争の維持をどちらも進めなくてはいけない。そのバランスをとるのは難しいかもしれませんが、その国家戦略を立てるのが、国民の税金から高い給料をもらったいる政治家と官僚の仕事です。
216(佐藤)
ロシアやドイツには「魚は頭から腐る」ということわざがあります。これは、社会がおかしくなる時は、必ずエリートからおかしくなるという意味です。
220(佐藤)
戦前の日本の思想家で権藤成卿(一八六八~一七三七)という人なんですが、彼が書いた「君民共治論」という本の中で、信濃の農民との遣り取りがある。そこでは、農民が不平不満をたらたらと言うんだけれども、権藤成卿が遣り込める場面がある。
例えば、農民が「もう今の政治家は何でボンクラなんだ」と嘆く。すると、権藤は怒って「誰がそのボンクラを選び出したんですか」と言うわけ。「あんたらは、米と野菜を作っていればいいのに、なぜ蚕に手出したんだ。儲かるからでしょう。金に目がくらんだから、今のようになったんだ。自業自得だ」と一喝する。「いや、しかし何とかしてくれないと困る。困るよ」「でも、政治家はダメだし、官僚も腐っている」と農民が不満を言うと、今度は、「国に頼っている暇があったら、自分たちの出来ることをしろ」「確かに政治家も官僚もダメだ。しかし、腐っている、腐っているということで何か変わるんですか?」とたしなめる。「自分の力を信頼して、自分たちの仲間を大切にして、物を作って自分たちで回していればいいんだ」というんです。どうですか。こういう発想ですよ。
222(佐藤)
要するに、金儲けのために働いたのではない。トランジスターラジオの開発も、鉄鋼の増段も、道路の建設もみな、みな農民の論理だったといいうことです。
・・・・
カネ儲けよりも、物を作ることに喜びを感じていた。だからこそ、日本では証券市場というのが発達しなかった。
227(佐藤)
しかし、学生の本文は勉強することなんです。勿論、遊びをしたっていい。遊びも勉強の一つだと私は思っていますからね。そうした様々な阿蘇小尾が、自分落ちと成りにっくとなっていくんです。それが学生という時期にやるべき事なんです。ところが、それを「就職に有利だから」なんて言う損得勘定で、ボランティアにっ出かける奴は、まとめて落してやればいい。

2017年9月28日木曜日

言語学が

言語学が専門の故・陣内正敬関西学院大学教授に「言語行動としての高校野球・選手宣誓」などの論文がある。球児の宣誓の語彙の変
  • 2000年以降は「感動を与える」が頻出。メディアが甲子園を劇場化し、選手も演技者として振る舞う意識を読み取る。
  • 東日本大震災の翌年春の大会の、「日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を」の宣誓を覚えている人も多かろう。
  • 高校野球に「感動」を求めてきた、私たちの意識も問われよう。
感動を求めている私たちの意識、これも問われるという。
呼応すること、対応することを求める姿勢も問われるということか?
人に求めるものは、論理的な考えであって、人を動かす感情的な思いは問われるということ?

2017年9月26日火曜日

良いリーダーシップは「何もしない」ことから始まる

良いリーダーシップは「何もしない」ことから始まる」は、次のように謂う。

●良いリーダーはチームを引っ張らない
 プロジェクトに対して一番関心を持ち、能力的に最も適している人が引っ張っていく。
引用]新米リーダーにとっては直感に反するが、最も効果的なリーダーシップは脇へ退き、周囲の人たちに仕事をさせること。俊敏でクリエイティブな組織では、仕事はプロジェクト単位で進行し、プロジェクトに対して一番関心を持ち、能力的に最も適している人が引っ張っていく。それは年齢、経験や肩書きは関係ない。リーダーとして成長するには、プロジェクトに対する責任を手放すか、少なくともそれを他の人と分けることだ。

●良いリーダーは指導しない
 むしろ責任を持たせるべきです。

[引用]仕事の責任というのはすばらしいモチベーションになる。それによって予想もしなかった才能が開花したりするのだ。さらにそれは本当の意味でのコラボレーションやチームワークを促す。
●何もしないのが良いリーダーということ?
 その変わり、周囲に目を向けることが必要不可欠になってきます。

[引用]マネージメントは大変な仕事のように思えるかもしれない。しかし、新米リーダーが取るべき戦略はなるべく自分では手を動かさず、もっと周囲に注意を向けることだ。
●リーダーがすべき四つのこと
  良いリーダーシップは、リーダー一人の頑張りだけでは成立しません。

  1. フィードバック[引用]これはいい、これは良くないと伝えるだけでなく、評価の裏にある理由も伝えよう。
  2. 実績を認める[引用]良いリーダーは才能を伸ばし、周囲がいる中でメンバーを褒めたり、評価したりすることを恐れない。自信のないリーダーは実績を自分のものにしてしまう。
  3. リスクを取ることや失敗はある程度許容する[引用]リーダーはリスクを取ることはサポートすべきだが、度重なる失敗や、十分とは言えない仕事の仕方までは許容してはいけない。
  4. チームメンバーのモチベーションや野心を知っておく引用]最も才能のある部下がどんな野心やモチベーションがあるかを知っておこう。《中略》新しいプロジェクト、仕事の担当、クライアント、メディア、環境、チームなど、彼らが成長したり、新しい視点を得られる方法を見つけよう。

リーダーは「手放す」器量を持つことも必要なのかもしれません。

北朝鮮の狂走と平和 人類の賢さと愚かさ

そうだよね、と独りごちた。

無人探査機カッシーニが地球をあとにしたのは1997年10月だった。目標とした土星周回軌道に到達するまでに7年をかけ、その

逆走老人の登場は当然の帰結である。

あなたの内なる自然を回復する

FirstBio

ファースト・ビオ
内なる自然を回復する

2017年9月24日日曜日

爆走するICT社会!

我々は今、情報に踊らされている!!
情報を武器にIT戦士が活躍している!!
ITで、社会は硬化しているように見える。

IT化する現代社会は、不便を厭う。労働から人々を開放する。
朗報である。
しかし、急速に進むIT化は、心を育む機会を人から奪う。
適応不全を招来し、人の心は蝕ばまれていく。
爆走するIT社会に自覚を求めることは禁句のようである。

労わる、勤しむことの無いIT社会は自覚を求める。
それは、無気力な隷属である。
主体性を失わせ、認知症を生みだす技術革新、IT社会に自覚を求めることが今、必要である。

2017年9月23日土曜日

人間がAIに負けないために必要なのは「国語力」だった

情報が氾濫する時代にこそ国語力が必須スキルに!!

Fundamentals of Mathematical Analysis

Fundamentals of Mathematical Analysis

週に4コマあるのがこの授業。

わぁー、難しそうですね。
でも、昔は、これでも、数学者になろうと思ってました。
中学生の時に、高校生の数学は終了していました。
この続きを書いて下さいね。


2017年9月22日金曜日

ジェンダー・バランス

ジェンダー・バランス」。これがキイワードである。
多様性のマネジメントの前提は、パワー構造の中に少数者集団をいかに組み込むかということであった。インクルージョンである。これまで阻害(エクスクルージョン)されていたものをいかにインクルードするかという理由からインクルージョンが喧伝される。しかし、これまで阻害されていた少数者集団が、マジョリティになった時、新たなパワー集団が構成される。同じように少数派を阻害するのである。パワー構造はまた偏向する。
行動を変えることによって、バランスをとることは、無駄を生むことでもある。
そうした行動によってバランスをとる前に、存在のバランスをとろうとするのが「ジェンダーバランスだ」
パワーバランスを正す鍵は、意識改革よりも認識改革にあり、認識改革には、社会的構成改革がひつよう、つまり「ジェンダー・バランス」にあるということか? 少数者(被害者)の意識改革ではなく、多数者(加害者)の認識改革にある。行為を変えるのではなく、行為以前の構成を変えるのだ。
改めて、「『多様性』の定義を見直す、デロイトの急進的な試み 」を読む。


2017年9月20日水曜日

旬の思想は共感できる

旬の思想は、共感できる。
田村さんと話して、感じたことは、知識の方豊富さである。感心する。圧倒される。
しかし、共感できない。何故か。
共有出来ないのである。何故か。
旬でないからだ。
今ここでの話題が少ないのだ。どんなに高邁であっても。
シニアにとって、大事にしたいのは今だ。
「説く」、「話す」、「語る」の3つの違いは何か?
説明、会話、物語る、それぞれ用いる言葉が違う。
未だ、未だと思い、時期到来を待つと、何時の間にか末になる。ずっと末ことになる。
待てなくなったのではなく、待たなくて良い老人なのだ。
旬の思いをまず語り、旬の思想を作りましょう。
散文を楽しむのが一番好きです。
無心に遊ぶ!!

スピードラーニング!!

スピードラーニングは、フラッシュメモリー、フラッシュ焼き付け?
ディープラーニングというか、速読の神技術は、ページをめくスピードで記憶され、再生可能であるという。
脅威の技術である。ついに脳(深層メカニズム)まで、デジタル化されてゆく。しかし、それは体感、情緒を伴わない。
内容、意味を伴わないものになりはしないかと懸念する。
客観的、論理的な人工脳はできるが、主観性は失われる。
如何。遺憾である。

公助とは

「自助」「互助」「共助」という言葉がある。
具体的にはどのようなことが挙げられるか考えてみたい。
SSBCで助成(活用)センターを設けた。
補助金、助成金を活用し、事業を活性化させたいとの思いから立ち上げたものだ。
公的助成には、「助成金」「補助金」そして「公的融資」が具えられている。
「働き方改革」が喧伝される中で、これらの公的融資を活用することが求められているように思える。
公的融資、つまり税金をうまく使わなければ、そして連携の基盤を強化しなければ、利益を生むことはできないのであろうか?
助成金、補助金、公的融資を紐解きながら、経済社会の仕組みに、立ち入ってみたい。
メルマガの締め切りも迫り、慌てててまとめたのが、次節である。
公的助成には、助成金、補助金、公的融資の3つがあります。その一つである助成金について解説します。
1. なぜ今、助成金なのか
「第四次産業革命」やIOTが喧伝され、市場が大きく変化していく中で、国は「生産性向上に向けた人材育成戦略」を基本的方向として定めました。
障害を取り除くために、国や地方公共団体はいろいろな施策を行っています。
課題解決には、連携が必要ですが、障害の一つが経営基盤の脆弱さです。
職業能力の底上げだけでなく、経営基盤の底上げが求められています。
他社と連携協業できる経営基盤の構築は単に企業の問題だけではなくなっています。
「産学官が連携した地域コンソーシアムの構築」を課題としています。
自立支援だけでは不十分で、連携の基盤構築が求められているのです。
2. 助成金とは、
その連携の障害を取り除くため、労働環境を整備するために支給されるのが助成金です。助成金は、申請要件・資格条件さえ満たせば、誰でももらえるお金です。 手順に従い申請するだけです。 売上利益率が2%の会社であれば、助成金の効果は、助成金額の50倍の売上高を上げることに相当します。 つまり、100万円の助成金を確保することは、5000万円の売上高を得たことと同じだということです。
3. 計画的な申請作業
受給申請手続から助成金の支給まで1年半から2年掛かります。
受給申請に当り、成約した実施計画が計画通りに実施されることが支給要件となります。 つまり、PDCAを定着させ、業務を見える化し、公準に沿い、正規化することが助成金支給の目的であり、連携の基盤を満たすものと考えられます。


医者に見放されたらすぐ来よう!!

GcMAFが、免疫力(自然治癒力)を高め、マクロファージを活性化させる
医者に見放されたら、すぐ来よう。
キーワードは
ナガレース、マクロファジープラス、
20パーセント、40パーセント。
不妊症は来るべし!!
本日、「銀座5丁目クリニック」が、SSBCを訪問診療!!


第30回 SSBC企業プレゼン会は、本日開催です!!
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プレゼン企業3社が、
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連携の基盤を創りましょう!!
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2017年9月18日月曜日

1人暮らし

学校が始まってから、2週間が過ぎ明日からは3週目に入る。

忙しい忙しいと勉強と食事以外からは逃げていたのだが、昨日市内で開かれていた大きいマーケットに足を運んでみた後に気付いたことがある。
...単に時間の使い方が下手なのだ(笑)
考えてみれば、木金曜日は2コマ、月水曜日は3コマ、火曜日は4コマと木金曜日は12時までに終わり、月曜水曜は2時までに終わるのである。ここで時間の使い方について考えようと思う。
寮に帰り、昼食を作り...休む。そのあと復習と宿題...夕食を作り食べ、歯磨きをして、風呂に入り髪の毛を乾かす。...あとは?特に今は思い当たらない。
先週を振り返ってみると
1.食事
2.買い物
3.勉強
これら3つが生活の軸になっている。

食事と買い物について。
日本にいたときは朝食夕食は用意されていた。もちろん昼はお弁当である。週に1.2回ほど私が夕食づくりを担当していたが、料理に時間を取られるという感覚はなかった。
買い物に関してもそうである。チラシではお菓子やアイスなど買って来てほしいものを見て母に頼んでおいたり、買い物についていくというくらいしかやっていない。自分でバスに乗って買い物に行くなど高校生活で1,2回ほどしかでしたことがない。
それが一人暮らしになると、すべて自分でやらなければならない。時間はとられて当たり前なのだが、料理も好きだし食べることも好き。これが結構この留学生活でネックになっている。
その理由は、食材が安いからである。大体日本の半額~1/3程度で同じ量が買える。たくさん買っても安いからついついたくさん買ってしまい、その食材が腐る前に使い切るために作り置きレシピを調べたり一日で何品も作ったり...これを繰り返してしまう。
また、1週間分としてつくったはずなのに意外とすぐなくなる(笑)食べ過ぎてしまうのだ。2週間で私には作り置きは向いていないことが分かった(笑)

...
夜は12時までに寝て、朝は6時半くらいに起きる。(平日は緊張するのか3時4時台に目が覚めてしまうが。)
左:現在               右:変更後

6時半~  朝食(作りと食べる)             朝食(作りと食べる)
7時15分~ 片付けと身だしなみとか            片付けと身だしなみとか
8時    出発                     出発
~授業~                          ~授業~
12時半    帰宅                     帰宅
~13時15分  片付けと昼食作り               片付けと昼食作り
13時15~   昼食、片付け、休憩              昼食、片付け、休憩
14時     復習とか         14時        ブログ書く
17時半~      夕食準備         15時        メール返す
18時15分   夕食           16時        復習とか
18時45分   片付けと歯磨き      17時半~      夕食準備
19時     風呂と髪の毛とかいろいろ 18時15分   夕食 
20時~22時  フリー          18時45分   片付けと歯磨き
.......                      19時     風呂と髪の毛とかいろいろ
23時~24時  明日の準備寝る体制          20時~22時  復習とか
                    .....
                    23時~24時  明日の準備寝る体制

とりあえず木曜金曜はこれでいこうと思う。

ではまた。

買い物

2017年9月16日土曜日

仕事消滅が意味するもの

「仕事消滅」が扇動するものは? まず不安ではなかろうか?
なぜ、幸せと感じられないか?
「隷属からの解放」、仕事消滅は福音では?
見えてくるもの、問われるものは、文明に飼いならされ、洗脳された姿である。
働き甲斐、生き甲斐と宿命と考え、生き方を形成してきた。
道具を使うことが、事に仕えることが大事と。
今、問われるべきは、人間軸・健康軸である。
さらには、「Ind4.0、IoT時代の健康な生き方」、自分軸(熟)へと思考を拡げていくことが大事である。

仕事消滅での検索結果。
  • ホワイトカラーの仕事も、AIに取って代わられる
    ①AIは幅広い分野に普及する  BD
    「Dull(退屈な)」「 Dirty(汚い)」「 Dangerous(危険な)」といった形容詞で表現される職業だ。
    機械によって代替されるべきだという考えの根底にあるのは、非人間的労働に従事する人々や、労働から疎外されていると感じている人々は、テクノロジーによって解放されるべきだという考え方である。 ②AIが人間を労働から解放すると──失業する   WC
    おそらくホワイトカラーの仕事には機械化は必要ないと考えられているか、もしくは「人間本来のクリエイティブな仕事だ」ととらえられているからだろう。 「Chance」「Choice」「Challenge」
  • 「人工知能の経済学」視点で考える第4次産業革命:Hitachi IoT Platform Magazine:日立
    「認知アーキテクチャ」と日本企業の取りうる選択肢としての「オープンプラットフォーム戦略」
    汎用人工知能は自律的に物事を考え判断するという特徴を もっており、人間のような振る舞いも可能だ。
    全脳アーキテクチャは、おおよそ2030年には完成されると言われており、もし実現できれば一人の人間の知性を凌駕する汎用人工知能が生まれるとされている。
    これまでの資本主義経済を形成していた「機械化経済」が、人工知能やロボットが生産活動に必要なインプットを主導する「純粋機械化経済」へと変わっていく
    会計士や弁護士助手などの知的労働、ウェイター・ウェイトレス、理髪師などの肉体的労働も奪われていくとされている。
    「人工知能が人間の代わりに働くとユートピアが実現する、と考えているひとも多いが、ベーシックインカムのようなしっかりとした制度を構築できなければユートピアは実現しない」と言及し、発表を締めくくった。
  • 8年後には123万人の仕事が消滅? 人工知能時代を生き抜き方 
    AIの分野で「ディープラーニング(深層学習)」という技術的なブレイクスルーがあった
    自動運転システムも「ディープラーニング」により、周辺状況の認識や対応を学習する精度が高まり、人間以上に安全な運転が可能になりつつある
    「AIやロボットによって自動化される仕事」
    「仕事の大半が自動化されるために素人でもできるようになる仕事」
    「知性が必要だとされていたが、AIのほうが正確にできるようになる仕事」
    3つの原則が有効だと述べる
  • 人工知能やロボット技術の進歩による「テクノロジー失業」予想も、危機感

https://www.evernote.com/shard/s36/nl/3995286/2e3e80dd-6109-4da9-815e-55bfbc412e1c/

https://www.evernote.com/shard/s36/nl/3995286/4144931b-b5e2-4ce6-b2fb-d075aaeb2726/

2017年9月12日火曜日

老いとITと認知症

今朝、朝一番、メルマガの校正が水上代表理事から入りました。
さらに、次号「トピックス」までも。
高速道の逆走なぜ起こる?死亡事故の確率は40倍に、昨年全国で249件(西日本新聞) - Yahoo!ニュースによれば、
  • 逆走した人の年齢は高く、75歳以上のドライバーが45%以上を占めています。
  • 「無(な)くそう逆走」という啓発チラシがある
  • 係員に事情を説明すれば、戻り道のルートを案内し、料金も超過分を払わないで済むよう対応します。
  • 機械でいったん課金されたら、払い戻しは難しくなります。
  • とにかくドライバーの自覚が第一です。
ドライバーの自覚だ!! 自覚がないのは認知症である!!
現在、車はITの塊である。
逆走は、老いが急激にICT化される社会の進化に対して鳴らしている警鐘では??
まずは、運転能力チェックをして考えてみましょう!!

2017年9月10日日曜日

考える力

便利、利用、活用、何のための活用か。
コンピュータは、大脳機能を持っている。それは、代脳機能である。
廃用症候群という言葉がある。ことバンクによれば、
《特定の器官長期間、動かさないでいることによって生じる障害。》とある。
思考しなければ、思考力は育たないし、また消えていく。生ると同時に、老いるのだ。
パソコン、スマホの活用が、応用ではなく、利用一辺倒になる時、効率を重視すると利用に傾く。そして応用、考えることが少なくなる。
さらに言えば、考えるのも、人間と人工知能ではそのロジックが異なる。
人間は、主観的に考えるが、人工知能は、客観的に思考する。
「思考」という言葉で捉え、思考してみると、人間の思考は「思」に傾き、人工知能は、「考」に傾くように思われる。
「考」は、言葉中心主義で、現象を言葉で捉え、過去の事実に関連付け、確定する機能であり、「思」は、事実中心主義で、現象をセンスで捉え、「御覧の通り」と受容し、言葉以前で捉えようとする機能だと考える。
人工知能は、デジタルなセンスは持つが、アナログなセンスは持たないと思う(考えるのではなく・・・。)。
次の二つの小論は、考えることについて改めて問うている。

  1. 大学教授の講義には、((1)毎年同じような「読経型」(2)勝手気ままな「演説型」(3)学生にやらせる「トレーニング型」の3類型しかない。驚愕(きょうがく)した私は、直ちに担当ゼミをトレーニング型に変えた。
  2. 民族にとって歴史上関心を持たなかったものについては、今に至るもよく分からないのである
  3. 私は日本のそのような伝統を「茶化」と英語の  tease(からかって悩ます)にかけ、Teazation=ティーゼーションと呼んでいる。
  1. 学ぶことと考えることとの調和を保って知を深めるというのは、なかなか難しいことであって、だからこそ孔子もこのような言葉を残したのだと思われます。
  2. 実は、学ぶにせよ考えるにせよ、重要なのは「言葉の力」なのです。
  3. むしろ、いまの日本で一番安心して「死ね」と言える相手が「日本」なのです。
  4. 「考える」ことの復権は、そうした聴力を研ぎすまし、事柄そのものを見る視力を養うところから始めてゆくべきでしょう。
事柄を捉える能力を養うことが重要である。
手足を使って考えることである。

考えるの違い
考える

勘がえる

稽える




2017年8月25日金曜日

BDE の真骨頂

意識をカラダの隅々にまで行き渉らせ、気骨を養うBDEを体験して、真骨頂という言葉に行きついた。
「真骨頂」とは、《そのものが本来もっている姿。真面目(しんめんもく)。》とある。
「真」は強め。「こっちょう(骨頂)」は、『大言海』によれば、「骨張(ほねば)るの字の音読」である。この「ほねばる」は「意地を張る」というような意味で、「骨張」はここから「張本(=大もと)」の意味に転じたという。この「張本」から「本来の姿」と転じたものか。「真」は強め。「こっちょう(骨頂)」は、『大言海』によれば、「骨張(ほねば)るの字の音読」である。この「ほねばる」は「意地を張る」というような意味で、「骨張」はここから「張本(=大もと)」の意味に転じたという。この「張本」から「本来の姿」と転じたものか。
骨の髄まで至り、意地を耕す。「意地の前に、骨を張る」必要があり、骨張で、神髄に達する「根本原理」があるように思われる。「根本原理」は、「骨本原理」です。

骨は惚でもあります。「惚」は、次のように訓ずる。
ほうけ-る ほ-れる ぼ-ける とぼ-ける
真髄、神髄に達するというのは。そういうことです。
髄という字は骨髄、歯髄などそれぞれの機能を支えるハタラキをしている。

気骨を養う

2017年8月24日木曜日

和む・和ませることは誰にもできる

【産経抄】「神対応」だった松山千春とシンディ・ローパー 8月23日
  • その日南米アルゼンチンの空港では、フライトの遅延や欠航が相次いでいた。足止めをくらった乗客のいらだちが頂点に達したころである。黒ずくめの衣装にサングラス姿の女性が、突然歌い始めた。「正体」は、その場に居合わせた米国の人気歌手、シンディ・ローパーさんである。乗客はローパーさんを囲み、大合唱が始まった。
  • 空港での即興ライブから数日後、日本公演を控えたローパーさんの姿が羽田空港にあった。平成23年3月11日の夜である。昨日の小紙大阪版夕刊のコラムは、東日本大震災に際して松山さんが発したメッセージを紹介していた。「知恵がある奴(やつ)は知恵を出そう。力がある奴は力を出そう。金がある奴は金を出そう。『自分には何も出せないよ…』という奴は元気を出せ!」。
と告げる。
誰にも、和ませる力はある!! 日本人には特に大和魂がある。

有楽町の一角

地図は
久々です。懐かしいが以前と比べて、閑散とした感じの有楽町ガードわき。
「銀座5丁目クリニック」を訪ねた後、田村さんと談笑。
愉しいひと時でした。「易経」竹村塾発起会第一回会合です。

2017年8月23日水曜日

旬を考える アンチエージングは不仕合せ

「旬」とは、ことバンクによれば、
  1. 魚介類・野菜などの、味のよい食べ頃の時期。出盛りの時期。 「 -の野菜」
  2. 物事を行うのに最適の時期。
  3. その時期に注目され、話題となっていること。 「 -の話題」
  4. 朝廷の年中行事の一。天皇が臣下から政務を聞き、祝宴を催したこと。古くは毎月1日・11日・16日・21日に、平安中期以後は4月1日と10月1日を例とし、それぞれ孟夏の旬・孟冬の旬といい、扇・氷魚ひおを賜った。旬儀。旬政。
とある。「旬」とは、今である。
多くは、1、3の意味で使用されている。1は、旬を当該物を客体として捉え、それを味わう主体にとっての味覚を基準とする。
一方、2の場合はどうであろうか。
我々が自身の旬を思うとき、大事なのは、2の「事を行うに最適の時期である」との捉え方だ。そこでは、誰がが問題になる。主体が旬を感じる、その時期である。
二十歳の人が物事を行う最適の時期は二十歳である。三十歳は三十歳であり、六十歳は六十歳である。
ということは、六十歳の人が、自分の旬をニ十歳の頃と捉えることは、自信を客体化し、物化して、何かの目的の達成に最適である時期として捉えていることになる。基準が自分ではなく、目的に置かれ、自身の旬から離れていることになる。
旬を客体化した、モノに獲られるのではなく、自身の旬を考えるべきであろう。
六十歳の人にとっては、六十歳が旬なのだ。そしてその時期に注目され、話題になっていることに勤しむことが旬を味わうことである。
今日、「アンチエイジングの未来」にであった。
想像すると、幸せな人生とは何かが分からなくなる▼どこまでが人間らしく、どこからがそうでないのか。線引きはますます難しくなっていくのかもしれない。技術の進歩に合わせ価値観を鍛え続けることはできるだろうか。
生きながらえることが幸せなのか?
年相応に老けて、死んでいく。これが自然なのではないか。
科学は、アンチエージングという新たな悩みを齎した。
温故知新、「風姿花伝」に還ることになる。その時々の花を味わうことが幸せなのである。時は、そして旬は自分の中にある。

2017年8月21日月曜日

健康を表現する
言葉
健やか
安らか
快状態である。
明不明⇒決不決⇒
遣る⇒応えがある⇒答えになる
遊ぶ⇒試行錯誤すること、失敗すること、喧嘩すること 実験すること、実験が仕事になり、仕事に遊びが組み込まれて、学習となった。
遊びも一所懸命に遊ぶことで、遊びがなくなった。

態度:ポジティブ
生活:喜怒哀楽では気楽なのである。
深刻でない。
悩まない。明日は明日の風が吹く。
成るように成る。

姿勢
考え方
お金と直接関係しない。

座右の銘にしたい四字熟語

健康状態を表す言葉

2017年8月20日日曜日

死についての「思想」を考える

【正論】死についての「思想」を考える 京都大学名誉教授・加藤を読んで、考えた。
今、SSBCで『老いの整理学』ならぬ『老いの生理学』を実施している。
なぜなら、生理に従えば、自然に整理されることになる。自治である。
治癒とは、「癒す」の意味は、「病気が治る」とある。しかし、「癒着」とは、「本来離れているべきものがくっつくこと。多く、好ましくない状態として批判的に用いる 」とある。過ぎたるは及ばざるがごとしで、過ちに至る。面白いのは、「腹癒」である。何と読むか?”はらいせ”、つまり、腹が癒着すると”はらいせ”(怒り・恨みを他の方面に向けて晴らすこと)しなければなくなるということだ。

周りを見ると、繁栄、労働力の確保、生、活動と勿論プラス思考である。
しかし、『死』をプラス思考で捉えたことがあるだろうか。
オープン、ポジティブ、フェアをマインドセットとする私は、『死』を肯定的に捉え、考えてみたい。人生の大団円が死なのであるから、死は成果なのである。
その死を価値あるものにできるかどうかである。

死は、一瞬であり、生には量があるが、死には量はない。
老年とは、死を考えることができる年になったということである。
生を味わったことで、死への準備ができたということである。
それはつまり、永遠への扉に手がかかっているということである。

問題は、生を味わったかということである。
生を味わったもののみが、死を受け容れることができる。
人生を味わったもののも、人の死を味わうことができるのだ。
人性を生きた者のみ、人性の死を迎えることができる。
つまり健康に死を迎えることができるのである。
「生老病死」、「喜怒哀楽」、人間を生きたか?
生きるということは、死ぬるということなのである。
体が働けば、心は落ち着く、体が働かなければ、心は落ち着かない。
動くから、心が生まれる。中心はあるのではなく、生まれるのである。
安定を維持するには、心が働く(生まれる)。心が安定、定着するには、働き続けることである。(不安定の安定)心身はそのような関係にある。それが機能化されたのが脳である。
だから脳は常に安定を保つために、働き続け、悩むのである。
そして脳が体の一部でその働きを始めた時、体との間に中心が生まれた。それが心である。心は脳と体のバランサーなのである。要するに中庸が心なのである。
心は中庸に生まれる。中庸である。中庸は、心が語っていることなのである。
参考文献
大学中庸
大学中庸スライド

健康とは、無理をしないことである。
原理原則に基づいて、遊里で、有理に生きることなのである。
いずれにせよ、あくせくして、争い、人を傷つけることに何の意味もない。
「活きているときは、イデオロギーで争っているが、死んでしまえば、ほぼ同じ考え方である。」と。
統一理論は、そこに落ち着くことになる。健やかに死ねるか???
死は有無を言わせない。公平な裁きである。
生産によって生まれ、清算によって死ぬるのである。
凄惨な死にならないように!!
算命学にでも学んで。

2017年8月18日金曜日

個人情報保護

個人情報保護、先進国と新興国の格差拡大(写真=ロイター)
  •  デジタル経済において、データは最も価値の高い通貨だ。データの規制に関する新興国と先進国の格差が、先進国企業の競争力を脅かしている。それと同時に、あまりにも多くの新興国で、市民のプライバシーの懸念に対する政府の行動が立ち遅れている。この亀裂を埋めて問題を防ぐために、最低限の国際基準を伴う多国間の取り組みを考えるべき時だ。〈FT特約〉個人データ規制、国家間で格差(同じ内容)
<FT特約>寡占強まる米IT業界
  • 一握りの企業がますます強くなる中で、独占禁止法当局は新しい考え方を必要としている。
  • 私たちの誰もが、偉大なIT企業がもたらした革命の恩恵を受けている。そして、その革命がIT業界での独裁を強めないことに、私たち全員の利益がかかっている。

2017年8月17日木曜日

人の力を活かす日本へ

日経新聞社説にシリーズ「人の力を活かす日本へ」が組まれている。
(1) 働き手は工夫でもっと増やせる
  • 労働意欲はあるのに、企業がまだ十分に活用していない人材は多い。代表例が女性と高齢者だ。
  • 現在の緩やかな景気拡大は高齢者や女性が仕事に参加するようになった効果が大きいと分析している。
  • スーパーのサミットやマルエツは70代の人も働けるよう雇用条件を緩和した。マルエツはすでに全パート従業員の6%強を65歳以上が占める。約7割は継続雇用だが3割は新店開業などに備えた新規採用者だ。
  • 子育てや加齢による体力の衰えなど、これまで働くうえでハンディキャップとされてきた点を企業側の工夫や設備で補えば、戦力となる人の幅はぐんと広がる。
  • 配送や移動、外国人向けの観光案内、翻訳、学習指導など、シェア経済の分野は広い。
(2) 技術で仕事の付加価値を高めよう
  • 「独自に試算したところ7年後には、銀行の本部業務の4割がAIに置き換えられることがわかった」
  • 2017年版の情報通信白書によると、第4次産業革命に期待する企業の比率は米国や英国、ドイツで60~70%台に達した。だが日本は3割にとどまる。企業の経営者は世界の動きへの感度を高めるべきだ。
  • 人の力を生かせる分野としては、世の中の常識や本能にもとづく判断、ひらめき、緊密なコミュニケーションなどが挙げられる。
  • 人と機械の役割分担を明確にすることだ。
  • 人の仕事の付加価値を高めるためには、成長性が高い事業に社員を重点的に配置すると効果的だ。
  • 社内での配置転換が難しい場合、人が企業の垣根を越えて移っていける仕組みも必要になる。
(3)社会人の技能高める環境整備を
  • 総務省の労働力調査によれば、教育訓練の機会が少ない非正規社員で不本意ながら働いている人は2016年に297万人と非正規全体の16%を占める。
(4) 海外人材受け入れ促進へ包括策を
  • 日本でも働く外国人の数は年々増えている。2016年10月現在では108万人と、5年間で58%増加。日本の就業者の2%近い水準に達している。
  • 一つは高度人材や留学生の就労を促す政策をさらに拡充すること
  • 2つ目は、高度人材とはいえないものの、介護、農業、物流など日本の産業を支える人材を正面から受け入れる仕組みづくりだ。
  • 3つ目は受け入れた外国人の支援だ。
  • 日本国際化推進協会が15年に実施した留学生らへのアンケート調査では、「日本に住むのは魅力的」と答えた人が83%に達したが、「日本で働くのは魅力的」との回答は22%にとどまった。
社説:岐路の安倍政権 対中国政策 「時の利」「人の利」を生かせ - 毎日新聞
ここでいう「時の利」とは、「今秋に国交正常化45年、来年には平和友好条約締結40年を迎える」という節目であること。
また、「人の利」とは「河野外相」のことである。

General Speciaist誕生

(社説)新専門医制度 「患者本位」を忘れずにによれば、
  • 内科や外科、小児科などの「専門医」を育てる新たな研修制度が来年4月に始まる。
  • 新制度では全体を19の基本診療科に分け、統一した基準で認定するのが目標だ。
  • 医師の数は04年の約27万人から14年には約31万人に増えた。
  • 「総合診療専門医の新設も、新制度の特徴だ。
  • 総合性と専門性をどう両立させるか。まずは、果たすべき役割をもっと明確にしたうえで、実践的な研修プログラムづくりに努めることが求められる。
総合意の専門性とは何か。専門性がないことがスペシャルなのである。専門家の弊害で、専門性がないことが特異な存在となり、スペシャルになった。つまり、専門性はなくても、特別な存在になったから、スペシャリスト(専門家)に分類されることになった。
スペシャリストという呼称が意味をなさなくなった。
有料、高価格を意味するのがスペシャリストなのだ。医療・技術分野の専門性ではなく、価格における高価格帯に位置する存在ををスペシャル、スペシャリストと呼ぶのだ。

2017年8月15日火曜日

「経験主義」との決別が国を変える 松井孝典

【正論・戦後72年に思う】「経験主義」との決別が国を変える それを乗り越えるのは政治主導だが… 千葉工業大学惑星探査研究センター所長・松井孝典」は次のように言う。

≪宇宙なしに社会は成り立たない≫

  • 準天頂衛星の3機目に続いて、年内にもう1機打ち上げられ、4機体制で本格的な運用が始まる。そうなると社会のインフラ整備も進み、宇宙なくしては成り立たない社会に近づいたことを実感するだろう。
  • 米国がこのまま手をこまねいていると、中国が5年以内に月面基地建設に着手する。そうなると、その後は月面着陸に際し他国からは着陸料を取るなど、とんでもないことが起こるぞという、警告のような冗談を含む講演で、それを漫画にして見せながら、この種の会議では珍しく本音の議論を展開した。米国の有人宇宙探査は、国家のDNAに刻まれていることを彷彿(ほうふつ)させる内容だった。

≪教育が文明の発展を駆動する≫ 

  • 社会も知の世界も、経験主義に基づく過去の尊重だけでは発展しない。経験主義は停滞をもたらすだけだ。その停滞が乗り越えられたのは、経験に加えて推測、推論という思考が始まったからだ。
  • その結果、自然や世界についてより良い説明がもたらされ、さらにそれが繰り返され、さらなる発展がもたらされた。無限の発展をもたらす正のフィードバックの始まりだ。

≪思考の改革で停滞を乗り越えよ≫

  • 宇宙の科学に関する分野では、20世紀最後の10年から今世紀にかけて、それ以前の「宇宙観」を大きく変えるような発見が相次いでいる。
  • 老人が経験主義の弊害に陥るのは仕方がない。国もまた老いれば同様だ。官僚の思考もまた経験主義だからだ。単年度の予算査定の仕組みそのものが経験主義の上に成立している。
  • 問題はそれが若者に蔓延(まんえん)していることだ。筆者の近い分野でいえば、理数離れもその一つの兆候だ。推測、推論は数学において鍛えられる。物理学は経験に基づくが、推測、推論も必須だ。
  • 経験のみに基づく解釈を推測によって補い、より良いものに変えていく。それだけで国も人生も劇的に変わる。難しいことではない。その気持ちをみんなが持つことだ。

<体性思考で考えよう!>…結論

  • 推論が、正しく展開されるかどうか?
  • 論理だけでは、おぼつかない。
  • 体性感覚が必要である。
  • 思考改革は体性思考で進めよう!

2017年8月14日月曜日

「医」という漢字の旧字体は「醫」である。

春秋より「医」の字の意味を知った。
声をかけながら大切な矢を投げ、酒の力も借りて悪霊を払う――。複雑な「醫」の構成は、病魔との闘いの様子を表しているのだと、白川静博士の論考に教えられた。
弓矢は外科手術、酒は薬剤、そして振りしぼる「声」は医師から患者への、さまざまな言葉ではないか。
世の中に投げかける声を持つ医師(日野原重明)は、その声を聞く力もすぐれていたのである。
報告を聴き、多様な人に連絡し、相談する。
「報連相ネットワーク」が、多様な人を結び、大衆に声として問いかける。
問題を当事者に解決させるだけでなく、課題を受け入れる態勢を涵養し、現状を目標に近づける。報連相は、現状を改善し、目標とのギャップを小さくする。

承継するものは 人、物、金、知的資産

SSBCで「事業承継支援」プロジェクトを立ち上げた。
その際、公言したことは、「『SSBCも・・・』ではなく、『SSBCは・・・』とSSBCならではの『事業承継支援』でなければならない。」ということである。
SSBCの存在意義、設立趣旨に沿う、支援を目指さなければ意味がない。
十年樹木、百年樹人
『管子』・權修の次の成句を想った
一年の計は穀を樹うるに如くは莫く、
十年の計は木を樹うるに如くは莫く、
終身の計は人を樹うるに如くは莫し。 
一樹一穫なる者は穀なり、
一樹十穫なる者は木なり、
一樹百穫なる者は人なり。

2017年8月12日土曜日

休み方改革

「休み方改革」は何のため 有休=消費の発想は違う

社説:「成果型労働制」連合が容認 生活と健康を守れるのか - 毎日新聞

近代化とは

朝日新聞の社説「ASEAN50年 民主化の歩みをさらに」を読んで、またカンボジアの話を聴いて、改めて近代化とは何かを考えた。
近代化=工業化ではない。科学化か? 論理化? 思考化?
脳化社会と養老氏は言う。
近代化も、科学化も、脳化に包含される。一現象からとらえた、まとめ方である。
限界を超えて活動領域が拡大することを成長と捉えることができる。
領域ということであれば、過去・未来という時間軸にとらわれることはない。
時間・空間軸に束縛された人間存在として、近代化を捉えるとき、その軸に束縛された思考では限界がある。
時間軸から解放された豊かさを求めることが必要であろう。

2017年8月8日火曜日

親族内承継

経営者として望む後継者像としては親族内承継が約半数
親族への継承が減少傾向とは言っても、子供への承継が望ましいと回答した経営者は44.9%、子供でなくても親族内継承を望む声は12.7%もあり、約60%の経営者は親族内継承を望んでいるのが現実です。

参考:事業承継を中心とする事業活性化に関する検討会

事業承継をサポートする制度

中小企業の事業承継をサポートする制度があります(「会社を未来に繋げる10年先の会社を考えよう」より

経営承継円滑化法

事業承継税制
遺留分に関する民法の特例
経営承継円滑化法による金融支援

事業承継補助金
経営者保証に関するガイドライン

事業承継の手順

事業承継の手順

計画(現状把握・方法の策定・計画の立案)と実行(親族内継承・従業員等への承継、外部から雇入れ・M&A)とからなる。
問題解決のステップである。

事業承継ガイドライン

事業承継ガイドラインを読んで判ったこと、静岡県は、廃業率が開業率を上回っていることだ。

2017年8月3日木曜日

己書道


今日は、おもしろい人たちに会った。
一般社団法人日本己書道場の
理事長の村瀬昌平氏と総師範の杉浦正氏である。
己書道とは、作品を見ると明らかである。
天命之謂性,率性之謂道』が思い浮かんだ。
「性に随って書くと、道ができるということだ」と。
己を現す書なのである。
受講者は、女性が多いと言う。SLBCの立ち上げと呼応しているように思える。

2017年7月29日土曜日

海外展開

今日、大木さんから二つの提案を頂いた。
JICA中小企業海外展開支援」と「韓日産業技術協力財団」からのお話である。
先日のEBRDとの話も含め、海外展開の道を模索する。

2017年7月24日月曜日

老いを考える 「健康寿命と自然治癒力」

『老いの整理学』を始める前に、まず「老いの生理学」を知りたい。
健康寿命は、医療で回復できるのか?
誰にでもできる、『自然治癒力を活かす』医療について考えてみる。
個人医サービス
北村さんから佐野正行医師を紹介された。
3000人以上の患者さんの手術に携わりながら治療を続けて行くうちに、
・ 病気になってしまってから対応(治療)することは大変であること
・ 根治することが困難であること
・ 原因(病気の背景)に対して アプローチすることが大切であること
・ 心と体が密接に関係しており、 心に配慮することはとても大切であること
・ 自己免疫力を高め、自然治癒力を最大限に引き出すことが、治療の基本であること
などを実感し、病気になる前(未病時)に対応することを実践するために活動しています。(「個人医サービス」のホームページより)
提供されるサービスは、次のようなもの
  1. 医療相談サービス
  2. パーソナル・セカンド・オピニオン・サービス
  3. 医療飜訳サービス
  4. 医療機関紹介サービス
  5. 医療情報提供サービス
  6. 家族相談サービス
  7. 従業員相談サービス
  8. その他
要するに、パーソナルアドバイザーである。
9月6日(水)に先生を迎え、講演会を開催することになった。
老いの生理学を知り、心身を調え、「老いの整理学」へと進みたい。
北村さんにチラシ原稿作成のため、佐野先生に講演タイトルと概要を頂くよう依頼した。

2017年4月16日日曜日

関東直下型地震に備えて何をなすべきか

日 時  : 2017/4/28 FRI. 15:00~18:00 
SSBC京橋サロン  (地図はこちら)で待っています! 
■講演概要   詳細はこちらから
 
日 時  : 2017/4/28 FRI. 15:00~18:00 
講演:90分  講演後懇親会開催(立食パーティ)
参加費: 2,000円(SSBC会員)   5,000円(一 般) 
会  場 : SSBC京橋サロン  (地図はこちら
〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-1 八重洲中央ビル8F 
主  催 : 一般社団法人 スマートシニアビジネス倶楽部 

2017年2月19日日曜日

野菜主義

今朝、7時、「野菜主義」ミーティングにメールが入る。
阿川さん伊東さん
仮称 野菜主義 ミーティングを行います
課題
今後のスケジュール
概要
メンバー
阿川正 伊東賢義 水上洋一
テストラン 50坪 プラント 茨城 つくば
阿川システム 再確認 実現性 可能性 問題 課題は何か?
資本金
ルール
事業計画
1年後のイメージ
こだわり
メイン野菜スタート時は何から作る
肥料の詳細と価格
この企業の狙いは?
2/21 13:30 SSBC
「野菜主義」、すごいネーミングだ!
スピーディである。スマートの大事な要素である。
フルボ酸の機能を検めることにする。 
これまでのメールを、ラベル「agri_agawa」に整理した。

2017年2月18日土曜日

生涯現役!!

田村さんからSSBC図書に寄贈されました。
我々に今何が必要か、わかる~っ!!
この中に、SSBCのメンバーが4人(知久信義さん、宮本晴夫さん、田畑瑞穂さん、小西眞裕さん)、それに私の知人、J-スコア―の松本信孝さんがいる。
それぞれ、次のタイトルで、小論が掲載されている。
改めて、これらの方々に対し、興味が深まってきた。
  • 人脈作りはまさにギブアンドギブ
  • 百姓道楽、カラオケ、通勤生活
  • コペルにクス的転回
  • 日本中小企業の生きる道は海外企業との提携と技術指導
  • 「シルクの新しい世界」に挑戦する!
農に関わる小論が7編、それにパソコンに関わるものが4編あった。
今、話題のフルボ酸について、松本さんが語られている。
パソコンに関するものは、これからのシニアには必見である。
コンピュータおばあちゃんの会』があることも知った。
先日の企業プレゼン会で、お仕事紹介コーナーで、プレゼンターは言いましたね。
仕事をしようと思ったらパソコンは必須です!!」と。



今、「SSBCマラソンパソコン教室」はオープン中です!!

2017年1月10日火曜日

七草粥も食べ終わって

新年になってはや九日目である。
七草粥、尽日も過ぎ、日常を取り戻しつつある。
松の内が明けるまであと一週間だ。いよいよ本格稼働が始まる。
さて、今日は、メルマガ第一号の発刊日である。
どのような内容か今から楽しみである。
さて、当方は、昨年からの課題継続と行きたい!
「パソコン教室」は、シニアのデジタルデバイド解消の基地となる。
年明け、毎日新聞は『歴史の転機』、日本経済新聞は『揺れる世界と日本』と題した社説を連載した。いったんは、なるほどそうした現状認識も可能と考えた。
しかし、これは誰を基準として展望しているのであろうか?基軸は? 日本に置いたものであろう。

グローバルには、後進国、発展途上国で人口増加が激しく、先進国は高齢化し、人口減少社会に突入している状態では、マズローの謂う欲求階層説では、圧倒的に生存欲求や経済欲求が強い人間が多く、また自我欲求、自己実現欲求を満たそうとする人間は少ない状況だ。

いずれも、社会的欲求を満たそうとする人間はその狭間にあって、少数派ということになる。
つまり、70億人という膨大な社会を維持していこうとする欲求を持つ人間がいないのだ。
経済的欲求に拘泥し、束縛されている人間があまりにも多すぎるのだ。
退行志向の保護主義、孤立主義が拡大しているが、連携、協調があってこそ、今日的な課題は解決できる。道を譲り、新たな道を見つけることで、道は拓けてくる。

自我欲求が強くても、他人の脅威になることがない社会が自我欲求社会ということだ。
マズローが言う社会的欲求を満たし、自我欲求を充たす段階には到達していないのではないだろうか?
だからトランプ氏のような人が出てきたことに驚いている。

自分という分子が、その存在割合を一定にし安定している社会が、自我欲求社会ということ、そして自己実現社会とは、自分本位でいられる社会のことだ。それは永遠の安定であり、位置である。


2017年1月2日月曜日

アナログとデジタル

経験がアナログ情報として埋もれている。
デジタル情報に転換し、ネットワークに乗せなければ、使えない世の中なのである。
アナログ情報の問題は、価値が一点に集中することではないか。
いわゆる一君万民型の体系的情報が価値を持ち、商流もこの情報流に従う。

また問題は、言葉によって思想を作るのか、思想によって、言葉を作るのか問うことである。
何はともあれ、デジタルデバイドを克服し、社会に参加し、ヒトと関係を持ちアナログデバイドを克服し、人間を考えながら生きてゆくことにする。、