第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2020年1月9日木曜日

未来社会・ネットワーク社会

NECが掲げる未来像「意志共鳴型社会」を実現する4つのテクノロジー

EXPERIENCE NETWORK

誰かの「体験」がわたしのものになる?

情報ではなく、体験を共有するネットワークであるエクスペリエンスネットは、人々が「夢」を見つけて、チャレンジに溢れた社会を実現するために、個々人の能力や興味を最大限引き出すテクノロジーです。感覚も含む「体験」が流通されれば、例えば、「スポーツ選手」という夢をもった子どもが、その夢の実現のために必要な能力や生じうる困難の一端をエクスペリエンスネットで垣間見ることができるようになるでしょう。
このテクノロジーが、多くの可能性を秘めた子どもたちの「やりたいこと」や「向いていること」への入り口を複数開き、「夢」の選択肢を拡げるはずです。これをNECが構想するのも、コンピューター技術と通信技術の両面を併せもっているからです。視覚・聴覚情報だけでなく、五感+αで体験するためにどんな情報をネットワークにのせるべきか、心理学者や身体学者など幅広い分野の協力を仰ぎながら開発を進めていきたいですね。

DIGITAL TRUST

シームレスな「相互信頼」を育む基盤

「意志共鳴型社会」を支えるテクノロジー、まさにそのベースとなるのがデジタルトラスト基盤です。誰かと意志を共鳴させ、自律性をもったコミュニティをつくるためには、あらゆる制約や価値観、習慣の違いに左右されることなく、シームレスにつながり合える「土台」が必要になります。ブロックチェーン技術など、NECとしてもすでに社会基盤として耐えうる処理能力をもった技術の開発や実用化を進めています。
とはいえ、「基盤づくり」はNEC単体でできることではないと思います。目指すのは、数値化・効率化を図るのではなく、多様な価値観を抱える個々人を尊重し合える社会です。そのために企業や地域の枠を超えて、あらゆるプレイヤーと基盤づくりから共創することが重要だと考えています。こうした基盤を含めた技術の進化によって、先祖や偉人などとの時間を超えたつながりも実現するかもしれません。

CONTEXT SENSING

「足るを知る」を伝えるために取るべきデータとは

「IoT」という言葉の普及が示すように、センシング技術はすでにわたしたちの暮らしを取り囲んでいますよね。しかし、「意志共鳴型社会」の実現のためには、既存のものと違うデータを取り、新しい計測方法とその表現方法を検討すべきだと思っています。現状では、簡単に数値化できるものに意識が向かいがちですが、例えば「奥さん怒ってるな」みたいな感覚って単に数値化できない「感じ取る」ものですよね。既存のデータの裏側にある、文脈や感覚も含めてセンシングするというのがこれからのチャレンジです。
もしこれが実現すれば、「足るを知る」という感覚を技術によって伝えることもできるはずです。例えば、生産者の思いや物語をセンシングできれば、自分以外の他者の存在や商品を形づくった自然環境に想いを馳せながら、「自分良し、相手良し、世間良し、未来良し」の四方良しな生活を送ることができるでしょう。

FUTURE DESIGN TOOL

「選択」に関心と責任をもち続けるために

NECは「AIが答えさえも提示する未来」を望んではいません。AIは好ましいとされる選択肢を提示するまでで、最終的な「選択」をするのは変わらず人間であると考えています。そのためにテクノロジーができることとして重要なのは、人が行なう「選択」への関心とその先の共創に責任をもち続けるような仕組みをつくることです。
未来デザインツールでは、説明可能なアルゴリズムによって選択肢を導く背景を明らかにすることで、自らが選ぶ未来にコミットし続ける意識を醸成しようとしています。もし、このツールが個人ではなく「都市」単位で使われれば、街づくりや政策の決定に対して、より有機的に市民を巻き込むことができるでしょう。個人で利用すれば、年齢・性別に関係なく自らの能力と興味に最適な選択肢が提示され、自己成長をもたらす手応えのある経験を可能にしてくれるでしょう。

持続可能な社会の実現を目指す林野庁推進「ウッド・チェンジ・ネットワーク」に賛同マクドナルド店舗の一部 
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)は、林野庁が推進する国産木材の積極的活用に向けたネットワーク「ウッド・チェンジ・ネットワーク」に賛同し、国産木材を外装材として積極的に活用した「マクドナルド 五条桂店」を本日12月16日(月)より営業いたします。今後も、12月下旬に営業を開始する「マクドナルド 牛久店」など、新規出店、改装、建て替えをする全国のマクドナルド店舗において、可能な部分で国産木材を外装および構造材の一部で積極的に活用してまいります。

マクドナルドは、より良い未来のために皆様とともに社会的課題や環境問題に取り組む“Scale for Good(スケール・フォー・グッド)”というグローバルの枠組みを構築し、マクドナルドの強みとスケール(規模)を活用することで持続可能な社会の実現を目指す取り組みを行っております。このたび、「ウッド・チェンジ・ネットワーク」の趣旨に賛同し、新規出店、改装、建て替えする店舗の軸組を、これまでの鉄骨から木材に切り替えたり、外装の一部で木材を使うなど、可能な部分で国産木材を積極的に活用します。

「ウッド・チェンジ・ネットワーク」とは、
林野庁が2019年2月に立ち上げた活動です。戦後に日本において造成した人工林資源が充実して利用期を迎え、国産材の需要拡大が急務となっているにもかかわらず、木材があまり使われていない現状の打破、また人工林および林業に携わる人々にとっても持続可能な林業を実現することが課題となっています。この活動においては、木材利用に関する課題の特定や解決方策、木材利用に向けた普及のあり方等について協議、検討や、木材を利用しやすい環境づくり、日本全国に木材利用を広げていくプラットフォームづくりに向けて取り組みが行われています。

マクドナルド 五条桂店では、店舗外壁の装飾として、国産木材を70m2配置し、黒をベースとした外壁に、木のぬくもりのある色合いが印象的になっています。また、京都市市街地景観整備条例に則して、落ち着きのある色合い、庇のある外壁デザインなどとも相まって、街の雰囲気とも調和のとれた店舗外観となっています。

林野庁木材利用課長の長野氏はこのようにコメントしています。
「マクドナルドの取り組みは、ウッド・チェンジ・ネットワークのメンバーによるウッド・チェンジの具体例であり、本件をきっかけに、業種・用途など多方面で木材利用が進み、日本の森林と地域が活性化することを期待しています」

マクドナルドは、変わりゆく社会やお客様のニーズに合わせて進化し続けてまいります。お客様の声を伺いながら、昨日より今日、今日より明日と向上し続け、“a better McDonald's”となることを目指してまいります。

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