第2回シニアメンバー懇親会

第2回シニアメンバー懇親会

2020年1月9日木曜日

「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」

「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」2020年の助成先を決定
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、世界的な社会課題である「貧困の解消」に向けて取り組むNPO/NGOの組織基盤強化に助成する「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」の2019年募集事業の助成先24団体、助成総額2,700万円を決定し、2019年12月16日(月)に公表しました。夏に公募した2019年度の募集には70団体から応募があり、その中から「海外助成」12団体、「国内助成」12団体に助成が決定しています。
2030年までに達成を目指す持続可能な開発目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」には、目標1に「貧困の解消」が掲げられており、新興国・途上国における絶対的貧困はもちろんのこと、先進国においても相対的貧困の深刻化による格差など、その解決に向けた取り組みが急務となっています。「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」では、貧困の解消を目指すNPO/NGOが持続発展的に社会変革に取り組めるよう、「海外助成」「国内助成」の2つのプログラムで、組織課題を明らかにする組織診断や、具体的な組織課題の解決、組織運営を改善するための組織基盤強化の取り組みに助成します。このたび選ばれた新規助成18団体のうち、16団体は組織診断から取り組みます。
「海外助成」では、アジア、アフリカ諸国の広範囲にわたり、現地の持続可能な発展に向けた教育支援、保健医療支援、女性や若者の就労支援、衛生環境・まちづくり、テロや紛争の解決支援、子どもの権利擁護などの社会課題解決に取り組む団体に助成します。
「国内助成」では、子どもの貧困、思いがけない妊娠・出産の相談、シングルマザー・母子家庭支援、外国にルーツのある子どもや親への支援、LGBTの生きやすい社会づくり、精神障がい者の権利擁護、生活困窮者支援、地方の教育格差など、多世代、多岐にわたる社会課題の解決に取り組む団体に助成します。
また本ファンドの前身である「Panasonic NPOサポート ファンド」では、最終年度となる「環境」「子ども」「アフリカ」分野の継続助成に、6団体、助成総額800万円が決定。2020年には「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」と合計で30団体に総額3,500万円の助成をします。
パナソニックは、NPO/NGOが戦略的に社会課題の解決をはかるためには、その組織基盤強化が重要であるとの認識のもと、2001年に「Panasonic NPOサポート ファンド」を設立しました。当社が創業100周年を迎えた2018年度からは助成プログラムを「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」に刷新し、このたびの助成先を含め406団体、5億897万円を助成しています。
パナソニックは、今後も社会において重要な役割を果たすNPO/NGOの皆様とともに、組織基盤強化の取り組みを通じて市民活動の持続的発展、社会課題の解決促進、社会の変革に貢献していきます。

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